国語教育 2014年7月号(明治図書)
国語教育 2014年7月号の特集は
◆授業に密着“新ワークシート”開発と活用◆
私も書かせてもらった。
▼国語ワークシート=どんなタイプ・どんな活用法があるか
本校でも、多くの先生がワークシート・書き込みプリント・ミニテストなどさまざまな印刷資料を用意している。
一方で、ノート指導も行っている。
自分できちんと定規を使ってノートに表をつくることも大事な勉強である。
時間短縮のためにワークシートで表を配付してしまうことが、必ずしも「ベストな対応」とは言えない。
ワークシートは、書き込みスペースをある程度想定して作成する。
それでも、個々に文字の大きさなどが異なるので、書きにくさを感じる子もいる。
ノートなら枚数制限はない。どんどん書き足せばよい。
それを思えば、書き込む場所を指定した配慮したワークシートが、必ずしも「ベストな対応」とは言えない。
ほかにも、何点か注意点はあるが、やはり1つの課題に効率的に取り組ませたい場合もある。
一斉回収もコピーも掲示もノートより簡便である。
ワークシートのもつ短所を意識しながら、特集されたワークの効用を読むとよい。
市販ワークもよいが、自分の授業プランに正対させるには、自作ワークを作成する心意気も大事だと思う。
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