ヤフーの強さは見出しのすごさ!
ネットニュースの見出しは最大13文字の制限がある。
この13文字の見出しで、いかにユーザーをひきつけてクリックさせるか、
そこが勝負だから、ヤフーでは新聞編集経験者を引き抜いて、見出しを作らせている。
「言葉」で勝負するすごい世界だ。
11月27日の「カンブリア宮殿」は、「ヤフージャパン」の特集だった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20141127.html
カンブリア宮殿は、いつもすごいのだが、この回もすごかった。
◆◆
東京ミッドタウンで最大フロアを占めるヤフー。
その従業員数は、日本のネット企業では屈指の多さ6800人(連結)を超え、日本で最もアクセスの多いサイトYahoo!JAPANを運営している。
番組では、その知られざる社内に潜入。 日々200を超えるメディアから入ってくるニュースの見出しを独自に編集することで、大手新聞の存在感を超えつつあるYahoo!ニュース、サービス開始後の落札総額8兆5000億円、年間1000万人が利用するヤフオク。 そして、データサイエンティストと言われる専門家たちが、集めたビッグデータを分析し、サイトの収益を上げる戦略から選挙予測まで様々なことに役立てているDS本部までを徹底取材。
◆◆
この「ニュースの見出しを独自に編集する」が、冒頭の13文字の戦いのくだりだ。
かつて、『映画字幕は翻訳ではない』(早川書房)で、字幕の文字制限も知った。
映画の字幕は観客の文字を読むスピード(1秒間約4文字といわれています)に合わせて作られるため
縦書きでは10文字、横書きでは2行で26文字という字幕表示の制限もあったはず。
「内容がよければ見出しなんて、どうでもいい」というのは非生産的な言い訳だ。
見出しにも配慮できない人間が中身に配慮できない 。
では、今回の見出しをどうするか。
①見出しにも最大限の注意を払う
②見出しがクリック数を左右する
③見出しはクリック数に影響する
④閲覧されるかどうかは見出しで決まる
文字数を強調するか。
⑤13文字の見出しに最大限の注意を払う
⑥見出しの13文字が閲覧数を左右する
⑦13文字がクリック数に影響する
⑧閲覧数は13文字で決まる
だめだな。「ヤフー」を出さないとインパクトがない。
⑨ヤフーの強さは見出しの工夫
⑩ヤフーの強さは見出しのすごさ
⑪見出しで勝負するヤフーのすごさ
いろいろ練ったが「ヤフーの強さは見出しのすごさ」というちょっとした反復型を選ぶことにした。
「教育」カテゴリの記事
- 行動を価値づけする(2024.09.12)
- 人々が画一化しないために(2024.09.08)
- 「原爆裁判」については、ほとんど知りませんでした!(2024.09.06)
- パラリンピックの理念(2024.09.02)
- 先生が子離れしないと、子どもは自立できない。(2024.09.02)
Comments