どんなクラスにもやんちゃな子がいて当たり前
やんちゃ君がいると毎日の学級経営が苦しい、と思ってきた。
それは
「自分の思い通りに子どもを動かしたい」
「自分の思い通りに動かない子がいると、学級がまとまらない」
という我欲であり自信のなさだった。
しかし、やんちゃ君は、リーダーであり、ムードメーカーであり、仕切り屋であり、いじられ役である。
みんなと異なった視点で意見が言える。
思った不満も堂々と口にする点では、学級全体の代弁者だ。
彼らをうまく生かせば、学級は楽しくなる。
彼らをてのひらにのせられたら、学級全体は統率できる。
「みんな違ってみんないい」などと口当たりのよいことを言いながら、やんちゃ君を心のどこかで敬遠しているうちは、まだまだアマなのだ。
子どもはできなくて当たり前
子どもが自分の思い通りにいかなくて当たり前
といった出発点を見失うと、不満だけが増幅する。
やんちゃ君を心の底から歓迎し、心の底から必要だと思い、長所を伸ばし短所を改善していく。
やんちゃ君がいるから、自分の技量が高められる。
春日井の押し方セミナーでも、そのような気概をお伝えしたい。
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