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March 21, 2015

白石範孝氏も学んだ「向山型国語」

 筑波付属小国語グループの二瓶氏や白石氏は、「自力読み」と称して、分析用語の指導やクライマックスを含む文章構造の指導を行っている。
 筑波付属小の昨年の公開発表の要項は分析批評の用語指導のようだったが、西郷文芸学を参考文献にしたとの記載はあっても、分析批評への言及はなかった。 
 ただし、筑波付属小の「分析批評」は、藤井圀彦氏を源流にしていたのかもしれない。それを知らずに、筑波はTOSSの真似じゃないかと批判するのは勉強不足を露呈させてしまう。

 なかなか書き残す時間がなかったが、「向山型国語教え方教室」最終の3月号に、白石範孝氏が「塀の外・友軍」として執筆している。

◆これまでに多くの理論と実践に学ばせて頂いたことに対しまして感謝申し上げます。
◆様々な国語の授業作りに大きな示唆を与えてもらったのが、「向山国語教え方教室」であったと私自身は強く感じています。
◆「向山国語教え方教室」に、これまでの曖昧な国語教育に新しい方向を示してもらったように思います。

 白石氏は、明確に「向国」から学んだと明記している。
 堀田龍也先生が、向山先生の大ファンであったことと同じくらい、この件は常識だったのだろう。
私が知らなかっただけで、白石氏が、「向山型国語「」から学んでいたことは常識だったのだろう。でなければ原稿は依頼されないし、白石氏も書かないはずだ。

 白石氏や二瓶氏が、筑波附属小や様々な著書で「分析批評」的な指導法を広めていることは大歓迎だ。

 筑波の研究発表を見て、「分析批評」「向山型」のようだなという先生がいたら、「だって白石先生は向山型の理論と実践からも学んできたのだから」と教えてあげればいい。
 分析批評の授業が批判されたら、「これは筑波付属小の実践と同じです」と言えばよい。

 鶴田先生も小森先生も大切なTOSSの応援団だが、ちまたでは「筑波大附属小」の影響は大きい。
白石氏も二瓶氏も桂氏も、教科書編集に関わっている。国語教科書が「自力読み的」「分析批評的」「体系的」「科学的」になるなら、すばらしいことだ。そこには党派党略はない。

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