4月13日、春日井教え方セミナー開催します!
TOSS高段者の伴先生は次のように言います。
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そもそも学級というのは、何もしなければ荒れるようになっているのです。学級だけではありません。ありとあらゆる組織がそうです。
ですから、それに対応する対応策というものを持っていなければ、荒れて当たり前です。
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学校・学級は放置すれば必ず荒れていきます。
「なんとかなる」
「しばらく様子を見て」
という程度の意識では、荒れは確実に増大します。
だからこそ
◆「アドバルーンを叩け」
◆「荒れの始まりですばやく芽を摘んでしまえ」
という鉄則が有効になります。
毅然とした態度を保ち、アドバルーンをたたくことで、本人も周囲の子も、
「今年の先生はちょっと違うな!」
「今年の先生、なかなかやるな!」
と思うからです。
やんちゃ君がやんちゃしないように先手をうつことも大切な戦略になります。
ところで、荒れに素早く対処しなければと気負うあまり、人間関係も不十分な状態で厳しく叱って効果はあるでしょうか。
「何が悪いかを知らない」子どもの場合は「厳しく叱る」ではなく「教えてほめる」必要があります。
アリストテレスは (論理) (感情)(信頼)の3つのうち、信頼を最重要しています。
アリストテレスはこう言いました。
「人間はとても感情的な生き物である。
人を説得しようとするとき、私がどんなに論理的でも、もし感情に訴えかけることができず、自分の味方についてくれるような感情を彼らにいだかせることができなければ、その説得内容が何であれ、すべては無駄」なのだと。
注意が効果を上げるには、相手との信頼関係が大切です。
信頼を築く前に、厳しく対峙するのは高段の技です。「うわべだけ高段者の先生のまねをすると火傷する」と言われる所以です。
~今年の教え方セミナーは、子どもが熱中する授業参観&保護者会講座を開催します。
毎年行っている教え方セミナーでは、主に若手の先生を対象に、子どもに分かりやすい授業のコツや学級経営の基礎基本をお伝えしています。
教師の視線や表情、授業のリズムとテンポなどは、本を読んだだけでは分かりません。
4月12日のセミナーは、授業づくりのヒントをお伝えする予定です。
授業の組み立てや、言葉のかけ方などをライブで学び、子どもと保護者の信頼を獲得しましょう。
〈予定講座〉
◆授業参観までに身に付けさせておきたい学習ルール・学習スキル
◆授業参観で、どの子も活躍する授業のヒント(授業参観にお薦めの授業)
◆授業参観までに形成したい子どもの人間関係(対子ども・対教師)
◆授業参観までに演出したい教室の環境づくり
◆保護者と連携を図る保護者会の組み立て方
◆保護者会の対応 こんな質問されたらどうする?
日 時:2015年4月12日(日曜)
午後1時~4時30分(午後12時30分受付開始)
会 場:春日井東部市民センター
JR中央線高蔵寺駅より名鉄バス「高森台」下車徒歩5分
駐車場もあります。
資料代:1000円(学生500円)
主 催:TOSS春日井
後 援:春日井市教育委員会
※ 春日井市教育委員会の後援申請にあたり、教育長・指導主事より激励のお言葉をいただきました。
※ 講座担当は小・中・高校の教員です。例年、小・中学校の先生だけでなく、 高校の先生、塾講師や大学生など多彩な方々に参加いただいています。
セミナーの申し込み先と当日日程の詳細(最新情報)は、下のHPからご覧いただけますので、ぜひご活用ください。
★教え方セミナーサイト
https://sites.google.com/a/toss2.com/kasugai/home/osiekata
★申し込みメールアドレス
vzb17067@nifty.ne.jp
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