H27学力調査(小6)国語B問題
実際に取り組んでみた感想は、
◆物語文読解の授業から脱却しないと対応できない。
◆今の市販テストでは対応できない。
であった。
表現問題が4か所ある。
1 インタビューの書き直し(40文字~70文字)
2 説明文の要旨(60文字~80文字)
内容に合わせた条件作文(80文字~100文字)
3 読み方の工夫(40文字~80文字)
特に、文中の表現を利用しないで記述する3の「読み方の工夫」が一番大変だと思う。
A:「あなたが想像したとのさまの気持ち」を根拠にして
B: 声に出して読むとき工夫することを書く
とあるが、Bを文字化することはなかなかない。
それにしても、日頃から文字数に対する感覚を磨いて「これぐらいが80文字」と見積もりができないと、4つの表現問題を時間内にこなせない。
先日、市販テストを見たが、採点の手間があるので、学力テストには対応できない。
日頃の授業で、いかに文字数指定で書く場面を設定しているかが問われている。
表現問題は、何を書いてもOKではない。条件となるキーワードや、指定文字数などの客観的な判断基準に即して点数化するものだ。
採点する授業者の技量が問われてくる。
「教育」カテゴリの記事
- 科学の扉、開けちゃいました。〜理系東大生のステキな好奇心〜(2024.12.05)
- できる子だけを相手にした授業では意味がない。(2024.12.01)
- ネガティブ報告からの脱却(2024.11.30)
- 情報活用のステップ(2024.11.27)
- 出来事を整理する基本型(2024.11.27)
Comments