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July 02, 2015

ささいな行為にも「上達の法則」

 以前、岡本浩一氏の『上達の法則』を参考に、読解力の上達を考えてみた。

 今回は、ごくごく平凡な作業の例。
 岡本氏の「上達の法則」を自分流にまとめると、次の3つがある。

1:同一量を短時間でできるようになる。(時短)
2:同時間で多量にできるようになる。(増量)
3:精密・正確にできるようになる(精度のアップ)

 一方、トレーニングの原則の中には、たとえば次のものがある。

ア:継続性
イ:過重負荷
ウ:斬進性

 この「過重負荷」と「斬進性」は表裏一体である。
 上達すると同じ量では負荷が下がってくるので、少しずつ負荷を上げる必要がある。同じ量の作業を同じ時間でこなしていては向上しないのだ。

 さて、新しい学校に赴任して、朝の鍵開け当番が日課となった。
 校舎・体育館・校門を開けるのに約20分かかる。

◆20分かかる作業が、何とか1分でも縮められないか試みる。
◆窓開けもするなど、昨日よりプラス1ができるように試みる。
◆カギあけと同時に行う校内点検の精度を上げる。

というように、「昨日より今日、今日より明日」と少しでも進歩させようとしている。
 2か月経過してカギあけにも慣れてきたので、最近は、交差点の登校指導をするようにしている。

 平凡な当たり前のことを、毎日毎日当たり前にやり続けること=「凡時徹底」は、それだけでも確かに難しい。
 しかし、「当たり前のことを積み重ねると特別になる」は、ただただ愚直な積み重ねを意味するわけではない。
 常に「向上・改善・プラス1」を意識して工夫し努力するからこそ、「当たり前」が「特別」に昇華するのだと思う。
 
 とはいえ、語るほど立派なことをしているわけではない。ただ、新しい職場でのたくさんの慣れない仕事について、
  ①時短 
  ②増量 
  ③精度アップ

 を意識すると、苦しい気持ちもやわらいでくる。
  1ヶ月間大変だったと語った教育実習生の実習ノートにも、この上達の3要素を書いておいた。

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