感動分岐点を超えろ
「今までの経験で、これなら人の心を動かせると言うポイントがある」。
「カンブリア宮殿」での村上龍氏のコメントである(4月30日の放送分)。HPの動画で視聴できる。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20150430.htm...
フラワーパーク館長である塚本こなみさんのキーワードとして挙げられたのが
◆「感動分岐点を超えろ」
◆「”いろいろある”でなく“圧倒的”を1つ作ればいい]
http://i.ytimg.com/vi/XqCICL7vkso/maxresdefault.jpg
写真に示したのは、塚本さんがプロデュースした藤棚。
そりゃあ、こんな藤棚があったら、それだけでお客さんは足を運ぶ。しかも期間限定。
ちょっと多い・ちょっと少ない・ちょっと速い・ちょっときれいでは、当たり前すぎて評価もされない。
掃除や片付けをするのに、「まずまず」「そこそこ」で終わってしまうと、何の感動も充実感もない。
とりわけ妻には、「どうせ手伝うなら、最後まできちんとやっておいて。中途半端だと結局やり直さないといけないじゃない」と叱られる。
授業コンテンツや指導案・実践レポートも、8割方終えて中断・休憩してしまったために、「最後の詰め」ができずに未完成に終わってしまうことがよくあった。
日を置いて見直すと新たな視点で見られる。
「熟成」するためにも期間をおくのはいいことだと思う。
しかし、それでも8割で仕事を中断するのではなく、とりあえず完成させておき、その上で「日を置いて見直す」というスタイルに移行していこうと思う。
◆どうせやるなら全精力を注いで徹底してやる。
◆「一点突破」でいい、1つを極めれば他にも波及できる。
◆ささいなことにも全力を尽くせ。
などと、よく言われてきた。
自分ができた上での「率先垂範」だ。
子どもにも「どうせやるなら徹底してやれ」「ささいなことにも全力を尽くせ」と指導できるようになりたい。
.
塚本さんは、不可能と言われた藤棚の移植(移動)するにあたり、ベテランの男性職人を牛耳る必要があった。
そのような職人を黙らせたのは、圧倒的な事実(実績であり植物への知識)であったようだ。
それにもまして感心したのが
「成功させたら皆さんのおかげ。 失敗したら私の責任」
と言い切った塚本さんの潔さであった。
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