「千鍛万錬」
市役所に行ったら、剣道大会のポスターが貼ってあり、「千鍛万錬」の言葉があった。
「鍛錬」は知っていたが、この「千鍛万錬」は知らなかった。
しかし、調べてみて、知らないことに恥ずかしさを覚えた。
「知恵袋」に出てくるような、ごくごくスタンダードな言葉であった。
◆宮本武蔵『五輪書』に「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」という言葉があって、「鍛錬」の語源となっています。
「鍛」は基礎が定着するということ、「錬」は一つの道として揺るぎなく完成すること。
「鍛」には千日(約3年)を要し、「錬」には万日(約30年)を要するということで、継続的な努力・精進の大切さを説いた言葉です。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1335958158
◆鍛錬とは、道のりの遠い日数を必要とするもので、千日の稽古では、まだ、鍛錬の頭一文字の「鍛」のレベル、万日の稽古を積んで、後一文字の「錬」のレベルが加わって、鍛錬された稽古と言えるというものです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1358875573
・・・自分自身は、先に「鍛錬」が「1万時間のルール」と同じ意味であることについて書いた。
1つの分野の世界レベルに達するために必要な練習量が1万時間であるという法則。
海外で指摘された「1万時間のルール」と、宮本武蔵の「五輪書」が重なるのだから、実に面白い。
日本の古い文書に目を向けないから、自分の知識に深みが足らないのだということがよく分かった。
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