平成28年4月10日(日)TOSS教え方セミナー春日井会場を開催します!
「黄金の三日間」はTOSS代表の向山洋一氏が提唱した重要なキーワードの1つです。
・「黄金の三日間」で一年間の教師生活が決まる
・「黄金の三日間」に全力をあげてこそ、充実した教師生活ができる。
・一年間すてきな学級ですごしたければ、まず「黄金の三日間」に全力を尽くすことである。
などと言われます。
「教師力」の2つの要素について、向山氏は次のように述べています。
◆「教師の力」とは何か? 二つある。
一つは、授業を知的に楽しくできる力である。子どもたちがみんな熱中して、「先生、今日の勉強面白かったよ」という授業を毎時間やれば、荒れることはない。(中略)
もう一つは、子どもを統率する力量である。子どものガキ大将になり、みんなをまとめて動かしていける力である。どちらも必要だ。 (『教え方のプロ・向山洋一全集④』P24)
『教育トークライン』2016年4月号P10には、次のように書いてあります。
◆クラスをまとめ、統率するためには出会った最初の三日間が重要です。向山洋一氏はそれを「黄金の三日間」と名付けました。黄金の三日間がなぜ重要なのでしょうか。それは、この三日間が、その後の一年間の行方をほぼ決めてしまうからです。
①子どもたちと教師のつながりの安定
②生活の安定
③学習の安定
腕のいい教師は三日間でこの三つをつくり上げてしまいます。
・・・教え方セミナーでは、主に若手の先生を対象に、子どもに分かりやすい授業のコツや学級経営の基礎基本を模擬授業の形でお伝えしています。
春日井会場は、始業式を終え、いよいよ翌日から本格的な授業が始まる4月10日(日)。どんな授業をすれば子どもを統率し、「学習の安定」を得られるか、一緒に勉強していきましょう。
子ども相手だからこそ、技量が求められます。
相手が子どもだから、何とかなると思う先生もたくさんいます。しかし、実際は、大人相手より、子ども相手の方が大変です。子どもは集中力も我慢も足りませんし、理屈が通用しません。子どもは正直ですからつまらなければ、すぐに「つまらない!」と口にします。
子どもたちが教師の指示に従う判断基準は、「楽しい・面白い・やってみたい」です。日々の学校生活で教師が子どもを統率する・楽しい授業や力のつく授業を積み上げる・授業を通して子どもや保護者の信頼を勝ち取っていくことが一番の学級経営術です。
しかし、授業のリズムとテンポ・こまやかな教師の対応は本を読んだだけでは分かりませんし、ほかの先生の授業を参観する機会もなかなかありません。教え方セミナーでは、主に若手の先生を対象に、子どもに分かりやす い授業のコツや学級経営の基礎基本を模擬授業の形でお伝えしています。
若手の先生、若手を指導する立場のベテランの先生、教育実習を控えた学生の皆さん、ぜひご参加ください。
1 日 時 平成28年4月10日(日曜)
午後2時00分~4時30分(午後1時30分受付)
2 会 場 :高蔵寺ふれあいセンター(JR高蔵寺駅より徒歩5分・駐車場有り)
3 資料代 :1000円(学生500円)
4 主 催 :TOSS春日井
5 後 援 :春日井市教育委員会
6 予定講座
◆子どもに身に付けさせておきたい学習ルール・学習スキルの体感する模擬授業
(国語・算数・中学国語・中学数学・社会・理科・英語など)
◆どの子も活躍する授業づくりや教材づくりのヒントが分かる模擬授業
(「話す聞くスキル」「フラッシュカード」「百玉そろばん」など
◆「授業の腕を上げる」ためのヒント(書籍紹介など)
セミナーの申し込み先と当日日程の詳細(最新情報)は、下のHPからご覧いただけますので、ぜひご活用ください。
★教え方セミナーサイト
https://sites.google.com/a/toss2.com/kasugai/osiekata2016
★申し込みメールアドレス
vzb17067@nifty.ne.jp
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