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August 30, 2016

niftyのホームページサービス終了

「@homepage(アット・ホームページ)」は、2016年9月29日に終了します。「@niftyホームページサービス」への移行をお願いします。
・・・ついに来たか、という印象。
PCを更新するごとにHPのフォルダを移し、ホームページビルダーをインストールする気力が失せ、niftyのHPがずっと放置してある。
しかし、自分にとってはいざとなったらネット上にデータが残っているので、閲覧は可能だった。
そのniftyのHPサービスが終了。わざわざ移行するのも面倒だが、データが全てなくなるのは、もったいない。
せめて、データの確認や整理は、この1か月でやっておこうと思う。

このココログのブログデータもかなりの量になった。
HPより多い。
もし、サービス終了となると、データ保存していないので、こっちの方が大変だな~。

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「ポケモンGO」がもたらす未来

 ポケモンGoに代表される「位置情報ゲーム」
 自分は全く詳しくなかったのだが、ポケモン以前にも、こうした「位置ゲー」はたくさんあったことがウイキで分かる。少しだけ引用する。

・しろつく ケイブ mobage・GREE
・くにつく ケイブ GREE
・foursquare(フォースクエア) Foursquare Labs, Inc.
・ドリームオーナー 株式会社Tryden iOSアプリ
・ジコ駐 株式会社シーラス iOSアプリ
・ケータイ国盗り合戦 株式会社マピオン
・犬わんグランプリ NTTレゾナント株式会社)
・携帯戦国列伝 株式会社リッチマン
・ケートラ(2011年サービス終了) ホンダ
・しらべる 株式会社カヤック
・コロニーな生活 株式会社コロプラ
 
 ポケモンを開発したナイアンテイックは「Ingress」で、すでに位置情報ゲームに参画し、ヒットを収めていた。
 そのイングレスについて興味深い記事がある。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tokurikimotohiko/20160722-00060232/

イングレスは実は位置情報ゲームにおけるOSでありプラットフォームでありデーター収集装置なんですよね。 
あれを単体のゲームとして評価することに意味がないわけです。
イングレスユーザーが日々足を棒にしてイングレスをプレイし、ポータルを申請し、位置情報ゲームにおける問題を見つけ、フィードバックしたことで、ナイアンティックは今から他の誰かが追いつこうと思っても永遠に追いつけないだろうと思えるほどの位置情報の具体的な生のデータを大量に収集することができているわけです。
あれだけのデータをアルバイトとかにお金を払って集めようと思っても、数千万円とかじゃきかないわけですよ。
ある意味イングレスは、ユーザーに毎日無料でボランティアでデータ収集に協力してもらったと思えば、その稼働コストだけでも相当な金額の貢献が生まれているはずです


・・・「位置ゲー」は、地点Aから地点Bに行くのに、人はどのルートを通るかのデータ収集につながる。
ゲームの参加者がアナログデータをせっせと提供しているわけだが、このようなアナログな作業がビッグデータとなることは、グーグルマップでもおなじみだ。
 グーグルカーが地道に地球上をグルグル回ったから、ストリートビューができた。
 そして、その膨大なデータは、「自動車の完全自動運転化」につながっていく。
 完全自動運転化でグーグルが優位と言われるのは、膨大なグーグルカーのデータがあるからだ。

 ちなみに、このポケモンGoを開発したナイアンティックは、米グーグルの社内ベンチャーが独立してできた企業で、ナイアンティックのCEO(最高経営責任者)であるジョン・ハンケ氏はグーグルに在籍中、「グーグルマップ」や「グーグルアース」など、地図サービスの責任者を務めていた人物である。

 位置ゲームとして利益が上がらなかったと言われるイングレスも、データ収集としては、膨大な価値を生んだ。そのデータ収集が「ポケモンgo」により、さらに加速している。
 データの精度がより高くなっている。

 「たかがゲーム、されどゲーム」である。

Chapter

  さて、かつて、パスワード入力代わりに、不思議な文字を読み取って入力する作業があった。
  あれがキャプチャ=CAPTCHA。
  CAPTCHAは「Completely Automated Public Turing Test To Tell Computers and Humans Apar。
「コンピュータと人間を区別するための完全自動化された公開チューリングテスト)」の略だそうで、あの面倒な手入力が、ネットへの不法侵入を防いできた。
 1日に2億回もCAPTCHAによる認証が行われているその労力を有効活用したのが、reCAPTCHA。
 古い書籍をデジタル化するのに、コンピュータでは読み取れない単語をCAPTCHAの問題に使い、人間に解読してもらうアイデア。
 カーネギーメロンで始め、創業したが、1年半後にグーグルがこの会社を買い取った。
 さすがグーグル!

http://logmi.jp/28125

 アナログ入力を無料でやらせて膨大な情報を得るという意味では、キャプチャも位置情報ゲームも同じ戦略であることが分かる。

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August 21, 2016

この夏のニュース レーザー核融合

 オリンピックとポケモンGO以外のこの夏のニュース。

 7月27日の経済欄に掲載された「レーザー核融合」。
 大半は分かっていないのだが、なんだかすごい技術が進んでいるという印象をもった。

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《経済》 レーザー核融合 新技術 実用化へ前進

 光産業創成大学院大(浜松市西区)や浜松ホトニクス、トヨタ自動車などの研究チームは二十六日、核融合で使う燃料を効率よく加熱するレーザー照射法を開発したと発表した。燃料の左右にレーザーを当てて加熱し、核融合を起こしてエネルギーを発生させる方法で、研究チームは二〇二〇年をめどに産業分野などへの応用を目指している。
 レーザー核融合は、強力なレーザーを使って核融合を起こす技術。重水素やトリチウムを凍らせた燃料にレーザーを当てると、原子核同士が融合して別の原子や中性子ができ、その際にエネルギーが生じる。エネルギーを活用した発電などを目指し、各国で研究が行われている。
 通常は燃料に一方向からレーザーを当てて加熱するが、研究チームは二方向から照射する方法を採用。直径五百マイクロメートル(マイクロ=百万分の一)の球状の模擬燃料の左右から、強弱の異なるレーザーを三段階に分けて当てて加熱し、核融合反応を起こすことに成功した。
 この方法では、小型のレーザー装置で核融合を起こせるメリットもある。光産業創成大学院大の森芳孝准教授は「今後はレーザーの大出力化に取り組み、レーザー核融合の実用化を目指したい」と話す。核融合の際に出る中性子を活用して車載電池の内部を検査するなど、産業や医療分野での応用を想定している。

 研究チームは光産業創成大学院大や浜ホト、トヨタ自動車のほか、名古屋大未来社会創造機構、米国ネバダ大など計八機関の十九人でつくる。今回の成果は米国物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」の電子版に二十八日付で掲載し、十月に国際原子力機関(IAEA)が京都で開く会議でも発表する。
(西山輝一)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20160727/CK2016072702000105.html

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 浜松ホトニクスのHP 2016/07/26
 学校法人 光産業創成大学院大学・ 浜松ホトニクス株式会社
光産業創成大学院大学(浜松市西区、学長 加藤義章)、トヨタ自動車株式会社(本社 豊田市、代表取締役社長 豊田章男)、浜松ホトニクス株式会社(本社 浜松市中区、代表取締役社長 晝馬明)らは、核融合燃料に対向して設置したレーザーから強度を変えて3段階で対向2ビーム(計6ビーム)照射することで、効率の良い核融合燃料の新たな加熱機構を発見しました。
 これは、大型のレーザー核融合施設と比較してレーザー本数が少なくコンパクトな装置でも核融合燃料を圧縮でき、十分に加熱、発光可能なことを示したものであり、将来のレーザー核融合実用化に向けて前進しました。
本研究成果は、7月28日(木)付け米国物理学会誌「Physical Review Letters(フィジカル・レビュー・レターズ)」の電子版に掲載される予定です。また、10月17日(月)から6日間、国際原子力機関(IAEA)が京都で主催する「第26回 IAEA核融合エネルギー会議」で本研究成果を発表する予定です。
なお、本研究チームは、光産業創成大学院大学、トヨタ自動車株式会社 先端材料技術部、浜松ホトニクス株式会社 中央研究所、株式会社豊田中央研究所、名古屋大学未来社会創造機構、公益財団法人 レーザー技術総合研究所、米国ネバダ大学リノ校、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の8研究機関19名の研究者で構成されています。

http://www.hamamatsu.com/jp/ja/news/development/20160726000000.html

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 「核分裂」でなく「核融合」。
 「開発」でなく「発見」。
 核融合の子供向けサイトを確認しても、分かった気になるだけで、正確なところは理解できない。

http://www.nifs.ac.jp/ene/qa/qa_02.html

 核分裂反応を利用した原子力エネルギー原発の代替として、水素を原料にする核融合エネルギーも話題になったが、核融合は核融合で管理が難しく安全性が問われていると読んだことがある。

 とはいえ、このニュースが目に止まったのは、「浜松ホトニクス」が含まれていたからだ。
「ノーベル賞”御用達!光の技術を極める超絶企業」と呼ばれる企業。

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20131212.html

「天野さんがノーベル賞を受賞した原点」ということで、かつてダイアリーにも書いたことがある。

◆ノーベル物理学賞受賞者の天野浩さんは浜松市出身。
 天野さんは子どもの頃から、浜松出身の「高柳健太郎氏」のことを教えられてきたそうだ。
 高柳健太郎と言えば、世界初のブラウン管式テレビの開発者である。
 その高柳の教え子には浜松ホトニクスの創業者・堀内平八郎、松下電器製作所の久野古夫などがいる。
 浜松ホトニクスと言えば、2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんがニュートリノを観測した「カミオカンデ」の会社でもある。

・・・日本最先端にについて、しっかりアンテナを張っていたい

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August 07, 2016

「やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~」

Photo
 「『なぜ』を考えるとやる気が出る」という主張を読んだ。
 これは、「趣意説明の法則」と重なるものだ。
 「早く教科書を広げて、暗記しなさい」と具体的な行動を示すより、「この勉強は大学入試に役立つよ」と、行為の意味や意義を示す方がやる気が出ると言う。
 「あと1時間、PCに向かってキーを打て」と命ずるより、「このひと頑張りがキャリアアップに結び付くよ」と伝える方がいいのだとも。

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◆「なぜ勉強するのか」という理由を理解することで、意欲が高まるのです。
丸暗記しなさいと言うだけでは、子どもは熱心に机に向かわないでしょう。(p38)

◆理由が明確になることで、小さな行動が、大きな目標を達成するために一歩に変わる(p40)

「やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~」
 ハイデイ・グラント・ハルバーソン (大和書房)
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・・・まさに、「趣意説明の原則」である。
 ただし、難しい行動をさせるときは、「なぜ」より、「何」を示せとある。
 初めて掃除機を使うような人なら、「家の中をきれいにしよう」よりは、「この道具を使ってホコリを吸い取ろう」
の方が行動させやすいと言う。

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 「何」を基準にすると、具体的な行動に意識が集まります。(中略)
難しい何かに挑むときは、いったん「大きな絵」は忘れ、目前のタスクに集中するとよいのです。
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・・・ 「目前のタスクに集中させたいなら、具体的な行動指示を示す。」という指摘は、「ごみを5つ拾いましょう」に代表される指示(号令)の原則と重なるところだ。

➀行動のみを端的に示すのが「号令」
②趣意を示して具体的な行動を指示するのが、「命令」。
③趣意を示して、行動は任せるのが、「訓令」。

 あらためて、この3つの指示について調べてみると、相手に合わせて(あるいは難度度に合わせて)使い分けることの大事さが書かれているWEBがあった。

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 訓令で十分な社員に、「号令」で指揮したら?
 仕事に意味を見いだせなくなって、辞めていきます。

 号令の必要な社員に、「訓令」で指揮したら?
 上司の仕事の指示が悪いと不満を口にします。

 ”号令”の必要な社員に”訓令”で指揮しても、
  期待した成果は得られません。役に立たないのです。

 ”訓令”で充分な社員に”号令”で指揮したら
 働くことに意味を見出せなくなります。
 そして、辞めてしまいます。

 指示命令する
 ・相手の能力によって、
  ・役職によって、
 訓令・命令・号令を使い分けることがとても大切です。

 これがマッチしていないと、会社にとっても社員にとっても、 悲しい結末に向かいます。

http://www.teoria.jp/?p=967
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 日常の号令・命令・訓令の具体例 ----
 「明日八時東京発ヒカリの切符を一枚買ってきてくれ」と号令すれば、売り切れたと言われた女の子は手ぶらで帰ってくる。
 それで腹を立てるなら、命令すべきである。
 「明日十二時までに大阪に着きたい。八時のヒカリを一枚たのむ」と命令すれば、売り切れのときは七時五十分のヒカリ、それもだめなら七時のコダマを買ってくるので、朝少し早く起きるだけで用は足りる。
 「明日十二時、大阪で大切なお客に会いたい。よろしく頼む」と訓令すれば、社長の疲労を考える庶務課長は飛行機を手配し、こちらの顔色によって今夕のヒカリにし、大阪にホテルを予約し、あすの難問題に備えるエネルギーを蓄えさせてくれる。
 部下が思うように動かなくて腹が立つのは、たいてい自分が号令を使っている場合である。

http://www.heihou.com/page_10-1.htm
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 向山洋一氏の著作でも示されている「指示の原則」は、やっぱりすごい。
 しかし、具体例がないと、なかなか伝わらない。
 号令・命令・訓令について、具体的な場面で例示できるように考えてみたい。

 さて、おまけ。
 「やってのける」には、他にも面白い箇所がたくさんある。

 近い将来を想像した場合は、具体的な描写を好み
 遠い将来を想像した場合は、抽象的な描写を好む。
 遠い将来を抽象的な「なぜ」の視点で考えると、メリットは注目するが、実際に実行できる可能性を考えない傾向にある。
 具体的に「何」を考えると、その目標が本当に実現できるか、成功の見込みや障壁について考える。
 締め切りが迫ると、後悔するのは、実現の可能性を現実的に検討していなかったからだと言う。

◆人は、遠い将来について考えるときは「なぜ」の視点に傾きがちになり、メリットに気を取られてしまいます。
実際にそれを行うときが来ると悪夢のような体験に変わってしまうことがあるにもかかわらず、現実的な側面にはあまり注意を向けられなくなるのです。
 逆に近い将来の行動では、わたしたちは反対のミスを犯します。
 興味深く、メリットが得られそうな話であっても、実行すうのは面倒だと考えてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまいます。(p46・47)

 翌週までの提出を求められた学生の大半は「容易だが退屈」な課題を選び、内容よりも容易さを優先した。
一方、九週間後の提出を指示された学生の大半は「難しいが魅力的」な課題を選択したと言う。

◆このように、遠い将来について考えるとき、わたしたちは現実的な考えよりも、メリットを優先させる理想主義者の視点に立ちます。
 近い将来について考えるときは、ビジネスライクな現実主義者の視点に立ちます。(中略)
 つまり、予定を決めるときは、近い将来か遠い将来かどちらについて考えているかを自覚し、それが自らの思考にどう影響しているかを考慮すると、よい判断がしやすくなります。(p48)

◆ 「何」に注目すると、行動を「先延ばし」しにくくなるという利点もあります。(中略)
何をすべきかを意識することで、人は具体的な行動に着手しやすくなり、目標に向かってまっすぐ進めるようになります。逆に、理由ばかりを考えていると、なかなか実行に移せません。(中略)
「大きな絵を思い浮かべる(理由を考える)」と達成後のメリットをイメージしやすくなり、意欲が湧き、自制心や忍耐力が高まります。
 「次の一歩」に注目する(具体的な行動を考える)と、細かい手順に集中することで難しく不慣れなことも行いやすくなる。先延ばしせずに行動をしやすくなるなどの利点があります。
 大切なのは、「なぜ」と「何」のどちらかに偏ることなく、対象の目標を達成するためにはどちらの考えを持つべきかを判断することなのです。(p49・50)


・・・目標を具体的に設定させるために、何度も「SMART」を引用する。

S pecific  = 具体的、わかりやすい
M easurable  = 計測可能、数字になっている
A greed upon = 同意して、達成可能な
R ealistic  = 現実的で結果志向
T imely  = 期限が明確、今日やるなど

Chigai02


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今すぐやる! ~何のために「学ぶ」のか~

9784480689313

 if-thenプラン(条件型計画)について、「マシュマロ・テスト」や「モチベーション3.0」などに記載がある。
 あらかじめ○○になったら△△をすると決めておくことで、行動を自動化しようとするものだ。

◆実生活でも「イフ・ゼン」実行プランの助けを借りることで、大人も子どももこれまで、想像していた以上にうまく自分の行動をコントロールできた。こうしたプランを十分練習しておけば、そのプランと結びついている刺激によって自制反応が自動的に起こるようになる
(「もし冷蔵庫に近づいたら、そのときにはドアを開けない」
「もし酒場が見えたら、そのときには通りの反対側を渡る」
「もし午前七時に目覚ましが鳴ったら、そのときのはジムに行く」。) 
リハーサルをすればするほど、実行プランが自動的に実行できるようになり、コントロールするのに前ほど苦労しなくても済む。
(「マシュマロ・テスト」P284)

◆ゴルヴィツアーはこのような計画を作ることを「実行意図の形成」という専門用語で表現しています。わかりやすく考えれば、これは「もし~であれば、~をする」という、「if-then」式の計画だと言えます。これを「条件型計画」と呼びます。
(中略)
 「if」の条件が生じると、次に取るべき行動が、はっきりと自覚することなく、自動的に生じるのです。つまり、脳は次に何をすべきかわかっています。計画によってすでに何をするかは明確だからです。
(「やってのける」P187・190)

 しかし、茂木健一郎氏がイフ・ゼン計画を否定する文章に出会った。

◆「何時になったら勉強しよう」「このドラマが終わったら勉強しよう」などと言い訳をしている人がいる。ハッキリいって、それは甘い。
 勉強しようと思ったら一秒後にもうトップスピードで集中する。この「瞬間勉強法」が大切。
(「何のために『学ぶ』のか」ちくまプリマ―新書 P114)

 つまり、今すぐできるのに「ドラマが終わったらやると決めてあったのだから、その時間まで待とう」などと自分をごまかすために「if-then」を使う場合があるということだ。
 なるほど、今すぐ起きればいいのに「目覚ましが鳴るまで待とう」などと思うことがある。
 
 「if―then」よりは「今すぐやる」の方が、強い!

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夏休みは気持ちがゆるんでしまうから・・「ちょっとした勉強のコツ」

 9784569671253

外山滋比古氏の「ちょっとした勉強のコツ」(みくに出版→今はPHP)は読みやすく,、ヒントも多かった。

◆もっとも多く時間のあるのは夏休みである。いくらでも勉強ができるように思うけれども、実際には、毎日をぼんやりすごして、どうしてもしなくてはならない宿題すらロクにできないまま、休みあけを迎える。
 その昔、イギリスのオックスフォード大学の学生たちは、長い休暇あけの月曜日のことをブラック・マンデーと呼んで、おそれた。休み中、時間があったのに、なにもできなかったと思うと世の中が真っ暗になる。(「集中」p17・18)

◆どうも、時間がある、という気持ちのゆるみがいけないようである。ゆったりかまえていると、ちょっとしたことがとび出してくる。(中略)しなくてはならない仕事はなんとなく気が重い。どうでもかまわないようなことに心をひかれる。(中略)長い人生においても、そういう、つまらないことばかりして、大事なことはし残してしまう。酔生夢死である。(「生活時間割」p133・134)

◆時間は必要だが、ありすぎると、よろしくない。すくなくとも、あると思うのがいけないのである。
 時間はすこし足りなめなのがよろしい。時間と競争して仕事し、勉強する。緊張と集中のもとで行われるところから、立派な成果が生まれる。時間がたりないという気持ち、タイム・ハングリーである必要がある。(「時を選ぶ」p79・80)

◆勉強はどれくらい長い時間、机に向かっているかではなく、どれだけ集中しているかによって成果が決まってくる。だらだらした長時間勉強など、そもそも勉強の中に入らないと、言ってもよいくらいである(「注意」p96)

・・・やるべきことを書きだして、優先順位を決める。ここから始めよう!

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August 02, 2016

その目標設定はSMARTか?

 「セリエAで10番をつける」。本田圭佑の卒業文集に秘められた目標を達成する「SMARTの法則」とは。
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11716

のサイトでは、本田圭佑選手の卒業文集の内容が具体的でSMARTであると評価している。

<本田圭佑が卒業文集で掲げたこと。>

Specific(具体的に)
「ヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します」

Measurable(計測可能である)
「一年間の給料は40億円はほしいです」

Agreed(同意でき、達成可能)
「世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる」

Realistic(現実的で達成可能である)
「世界一になるには世界一練習しないとダメだ。だから今僕はガンバッている。今はヘタだけれどもガンバッて必ず世界一になる」

Time-bound(期日が設定されている)
「世界中のみんなが注目し世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します」

・・・うーん。
 自分はSMARTだとは思わない。

「目標を設定すればおのずとやるべきことが明確になります。
本田選手の卒業文集のように、達成するには何をすべきか、という戦略に落とし込むことができるというわけです。」

とあるが、何に取り組もうとしているのかが全然読めない。
 夢の中身は明確に語られている。
 しかし、夢に向かうステップは明確でない。

 夢の中身・・「セリエA][給料」「世界一」「Wカップ出場」

 夢のステップ・・「世界一練習」

 本田少年は「世界一練習していた」と言うが、その言葉には、裏付けがないし、検証も難しい。
 一体、どんな練習をして「世界一」と断言したのか?

 せめて、世界一になるステップとして
・中学校では〇〇ができるように、
・高校では〇〇ができるように、
といった具体的な進歩の道筋が示されるから「SMART」なのだ。

 小学生の本田選手にそこまで言うのは大人気ないが、この卒業文集の言葉は単なる空想に過ぎず、
たまたま実際にセリエA10番になったから注目を浴びたにすぎない。

 プロ野球選手に絶対なります。
 たくさん勉強して、かならず医者になります。

ぐらいの夢は、ほとんどの子が口にする。
 そこに今の自分の「できていること」「取り組んでいること」がなくても、おかまいなしだ。
 
 だからこそ
 「夢のために、今自分は何をしているか?」
 「夢のためには、今、何ができていないといけないのか?」
 「今の努力を続けて、夢に近づけるか?」

をしっかり自己分析しないといけない。
 本田選手は、「夢ノート」のアドバイスで

(1)夢を意識して
(2)何をすればいいか自問自答する

と言う。
 この「自問自答」「自己評価」の質こそが大事なのだ。

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