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January 02, 2017

オープンマインド=開放性=好奇心

 (1)オープンマインド

 「オープンマインド」とは、固定観念にしばられずに相手を認め、自分についても正直に表現できる「開かれた心や姿勢」のこと。
自分の考えに固執せず、相手に対し聞く耳をもっていれば、「自分には絶対無理」と決め付けず、不安があっても試してみようかと、新しい事に挑戦できる。
反対に、クローズドマインドの人は、①人にレッテルを貼ってしまう ②物事を主観的に見てしまう ③ステレオタイプなモノの見方をする といった傾向がある。「これは、絶対こうだ」「私はこれしか信じない」と決めてかかり、自分の意見に固執し、違う意見の人の話に耳を向けることができない。

(2)開放性 

 ゴールドバーグ,L.R.が提唱したパーソナリティのビッグファイブで言うと、「開放性(Openness・Openness to experience)」が「オープンマインド」と重なってくる。

①開放性(Openness)(Openness to experience)
②誠実性(Conscientiousness)
③外向性(Extraversion)
④協調性(Agreeableness)
⑤神経症傾向(Neuroticism)

 「開放性」は、知的好奇心の強さ、想像力、美の理解・興味、新しいものへの親和性、遊び心などに関係する。反対に、この傾向が弱い人は、保守的で、慎重なタイプ。興味や関心はあまり広がらないが、堅実に生きていくことができるとされる。
 そうか!
 「開放性」は「知的好奇心」でもあるのだ。これは新鮮な感動だった。
 そして、クランボルツ氏の5つのスキルと重なってくる。
 
(3)好奇心

 クランボルツ氏は、「偶然の出会いや出来事」を生かすキャリアづくりの基本スタンスとして、「オープンマインド」という言葉を示している。

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◆オープンマインドを直訳すれば、「開かれた心」。意訳すれば「優柔不断」です。「私にはこれしかない」「これ以外はやりたくない」という硬直的・閉鎖的な考え方ではなく、何事も前向きに受け止めるということです。自分のキャリアの方向性を焦って決めなくていい。無理に目標を持たなくていい。いい意味で優柔不断な態度を取る。「本当は何をやりたいのか」といった重要な決断をあえて遅らせ、いろいろことに首を突っ込み、自分が持っている無限の可能性を信じ、あれこれやってみる。多くの人の場合、実践を通じて、自分のやりたいこと、進むべき方向性が少しずつ見えてくるものなのです。これは特に20代の時期、社会人として自分の適性や好きなことがはっきりしない時期においてに有効な考え方だといえます。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0811/19/news151_2.html
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 D・クランボルツ教授が提唱しキャリア理論で述べられている5つのスキルのどれが「オープンマインド」と同義かということではなく、どれもが関連するということのようだ。
 先のサイトの続きを引用する。

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(1)好奇心
 オープンマインドと関連性が強いキーワードです。自分の専門分野やそもそも関心があることだけに閉じこもらず、自分の知らない分野にまで視野を広げ、さまざまなことに関心を持ちましょう。これは、新たな分野で知識を学び続けることでもあります。

(2)持続性
 いろんなことに首を突っ込むのはいいのですが、あまりあっけなく投げ出してしまうと、何も残りません。どんな仕事であれ、何らかの手応えを感じたり、向き不向きを判断できるようになるためには、相応の努力、粘りが必要です。最初のころにうまくいかなくてもめげずに続けてみましょう。また、一足飛びに結果を出そうとするのではなく、足元を固めながらじっくり取り組むのです。

(3)楽観性
 例えば、意に沿わぬ異動や転職を、ネガティブな出来事として悲観的に受け止めるのではなく、自分の知らない世界に飛び込むチャンスだと楽観的にとらえましょう。「人間万事塞翁が馬」ということわざがありますが、どんな出来事も本人が楽観的に受け止めれば、すべては自分のキャリア、人生にとってプラスに転じることができるのです。

(4)柔軟性
 このキーワードもオープンマインドとの関連性が強いですね。こだわりを捨て、「なんでも来い」の気持ちがあれば、軽やかに人生やキャリアを歩んでいけます。

(5)リスク・テイキング
 予期せぬ出来事、つまり偶発を求める行動は、いわば未知の世界への冒険のようなものです。何が起こるか分かりません。さまざまなリスクが潜んでいます。痛い目、つらい目に遭うこともあるでしょう。いばらの道に迷い込むこともあるでしょう。ですが、その先に美しい花が咲いているかもしれません。積極的にリスクを取りに行きましょう。
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〇予期せぬ出来事や偶然の出会いといったチャンスを計画的に模索するために、積極的に行動しよう。
〇自分の選択肢を狭めないで、多くの価値観を受け入れるよう・多くの人を受け入れよう。
〇「なりたい職業」にこだわったり、「自分のやりたいことはこの会社でしかできない」と考えたりせず、別の分野でも自分が興味を持ち、能力を活かせる道を考えよう。

・・・子どものときに決めた「夢」に一直線に向かって実現する例もあるが、状況が変わることもあるのだから、1度立てた目標を変えることに躊躇する必要はない。

 オープンマインド=開放性=好奇心と3つのキーワードが重なってきて、かなりスッキリした。

参考HP
http://manatopi.u-can.co.jp/work/150911_458.html

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