正しい努力をするためにも、「脳の最適化」
TOSS関連の書籍には、脳科学の知見がさまざまに書かれていた。
たとえは「セロトニン5」と呼ばれる子どもを安心させる5つの手立て。
①見つめる ②ほほ笑む ③話しかける ④ほめる ⑤触れる
そのほか、
・ドーパミン5(楽しくなり、集中力が高くなる対応)、
・ノルアドレナリン5(緊張し、注意力や意欲が高まるスキル)
などについても、これまでも指摘があった。
世間的には「ドーパミン学習」がオーソドックスだったと思う。
https://matome.naver.jp/odai/2139492914731412401
茂木健一郎氏氏は、やりたいことに熱中し、成功体験の繰り返しを「ドーパミン強化学習」と呼んだ。
ドーパミンを分泌させる7つのステップ
1、明確な目標を設定する
2、目標を達成した自分をイメージする
3、目標を繰り返し確認する
4、楽しみながら実行する
5、目標を達成したら、自分にご褒美を与える
6、すぐに新しい高い目標を設定する
7、目標達成のプロセスをくり返す
茂木健一郎氏、中野信子氏、池谷裕二氏の著作で部分的には分かっていたが、体系的に脳内物質について解説したものがなくて不満だった。
そういうわけで前掲の新刊本に飛びついたのだが、2010年に刊行された「脳内物質仕事術」(マガジンハウス)の加筆修正版という事だから、本当は、その時点で入手していてもよいはずの本だった。
https://event-form.jp/event/1334/qc2majZm6yVo
新聞広告に掲載されていた程度の提示なら許されるかな。
(1)ドーパミン分泌(モチベーション向上)小さな目標を設定し、達成した自分を強く想像する。
(2)セロトニン分泌(朝に強くなる)映画で涙を流し、カーテンを開けて寝る。
(3)メラトニン分泌(疲労回復・老化防止)寝る前は蛍光灯の光とスマホを避ける。
(4)ノルアドレナリン分泌(猛烈に仕事がはかどる)恐怖やプレッシャーにあえて自分をさらす
(5)アドレナリン分泌(ピンチで力を発揮できる)大きな声を出し、オフにしっかり休む
(6)アセチルコリン分泌(「ひらめき」が生まれる)卵黄と大豆を摂取し26分間の仮眠をとる。
(7)エンドルフィン(究極の集中力で限界を突破できる)人に感謝して喜んで仕事する。
あるいは、出版記念講演会の案内
♯感情や思考は「脳内物質」が支配している
♯「脳内物質」は、自分でコントロールが可能である
♯脳の最適化=「脳内物質」のコントロールで、あなたの能力は変わる
♯あなたの願望が次々と実現する夢実現物質を出す方法
♯モチベーションを圧倒的に高める7つのステップ
♯二つのモチベーションの使い分けで「やる気」を自在にコントロールする
♯「怒り」と「興奮」を味方に変える方法
♯「緊張」と「不安」をコントロールする方法
♯気分転換を実現する7つの仕事術
♯「共感力」を鍛えて、心の平安を得る方法
♯やる気が出ないときでも、10分でやる気が出て来る方法
♯睡眠時間を「ひらめき」「発想」時間として活用する方法
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♯今すぐ誰でもエンドルフィンを瞬時に分泌して幸福になる方法
https://event-form.jp/event/1334/qc2majZm6yVo
努力には正しい努力と間違った努力があると中野信子氏も言う。
脳科学的な見地から、効果のある努力をするように仕向けていきたい。
幸せのメカニズム・努力のメカニズムを熟知しなくては。
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