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February 19, 2017

運を引き寄せる生き方を目指す

 「運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則」リチャード・ワイズマンは面白かった。
 特に、自称「運のいい人」と自称「運の悪い人」との比較実験が印象的だった。

 自称「運のいい人」は、あらかじめ店先に落としておいたお金に気づき、喫茶店に入れば、隣に座った実業家と話が弾む。そして「今日は2つもいいことがあった」と振り返る。
 自称「運の悪い人」は、落としてあったお金に気づかないし、喫茶店に入っても誰にも話しかけない。そして「今日は何もいいことがなかった」と振り返る。

 運がいい人たちは、好奇心が旺盛で、外向的で人づきあいがよく、人とのネットワークを広げることに積極的であると言う。
 また「運の悪い人たち」と比べて笑う回数やアイコンタクトの回数が多かったともあるが、そのような特性があるからこそ、話しかけた相手との会話が弾むのだ。

 リラックスしていれば予想外のチャンスに気付きやすい。
 外向性があれば多くの人に自分から話しかけて周囲を引き寄せ、知り合った人と長く付き合える。
 開放性があれば新しい経験を次々に受け入れることができる。

 この本を読んだだけで「できることからやってみようかな」という気になる分かりやすい1冊だ。

 この書物からの学びをまとめたサイトも参考になった。
http://plusact.me/blog/post-1578/
 
 もしも、イベントやパーティーなどに出席した時は、まずあなたが楽しく話せる人を見つけましょう。
 自分が相手に関心を持つ事によって、その人が私に魅力を感じることでしょう。
 外に出て誰かと会うという事だけで、素晴らしい出来事や人と巡り会う確率が高くなります。
 もしもあなたが家の中にいて、誰にも会うこともなければ、決してあなたに幸運がやってくることはないでしょう。

・・・自分から話しかけて、相手も応じるから、会話のキャッチボ―ルが成立する。自分からボールを投げずに、相手からのボールを待つようでは何も始まらない。「~くれない」と周囲に不満を言うだけの人には幸運は巡ってこないのだ。

 「チャンスは待つものでなく、つかむもの」
 
というマインドセット(心のありよう)が人生を変えるのだということがよく分かる。

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