論理的思考の基本構造
論理的思考の基本的な構造図なるものを考えてみた。
とはいえ、オリジナルのわけはなく、いろんな文献を加味して、シンプルな構造を選んでみたに過ぎない。
(1)まず、全くの「論理的でない」パターンは、言葉で表さない子である。
この場合は、根拠も主張もない。
(2)次は、根拠と主張の片方しかない、言葉足らずの子である。
①根拠はあるが主張がない子・・「それで、どうしたいのか」が言えない子。
②主張はあるが根拠がない子・・「どうしてそう思ったのか」が言えない子。
(3)さらには、根拠と主張はあるのだが、筋が通らない子。
つまり、そもそもの前提条件が一般常識から逸脱している子。
そう考えると、以下の「フィンランドメソッド」の5つの力は、よくできている。
①「発想力」・・・「言いたいこと」を思いつかなければ、は始まらない。
②「論理力」・・・「言いたいこと」に筋が通っていなければ、誰にも通じない。
③「表現力」・・・「言いたいこと」は、言い方が悪ければ伝わらない。
④「批判的思考力」
・・・相手の言い分にも一理あることを認めるところからコミュニケーションが始まる。
⑤「コミュニケーション力」
・・・4つの力を駆使して困難な状況でも意思疎通を図る。
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