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October 27, 2018

本庶教授のメッセージ

ノーベル医学賞を受賞した本庶佑教授は、たたずまいも立派で、テレビの画面で一目見て、徳の髙さが伝わってきた。
いくつかのインタビュー記事をまとめて検索して、あらためて本庶先生のメッセージの重さをかみしめている。
多くの記事が伝えているのは、「好奇心」と「批判的態度」であった。


◆私自身の研究(でのモットー)は、「なにか知りたいという好奇心」がある。それから、もう一つは簡単に信じない。
よくマスコミの人は「ネイチャー、サイエンスに出ているからどうだ」という話をされるけども、僕はいつも「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」と言っていますし、大体そうだと思っています。
まず、論文とか書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる。それが僕のサイエンスに対する基本的なやり方。
つまり、自分の頭で考えて、納得できるまでやるということです。


◆研究者になるにあたって大事なのは「知りたい」と思うこと、「不思議だな」と思う心を大切にすること、教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って「本当はどうなっているのだろう」と。
自分の目で、ものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。
そういう小中学生に、研究の道を志してほしいと思います。

・・・第一に「好奇心・探求心」。
これは向山実践で言えば、浴びるほどの体験の後の「わ・き・お」の列挙によって保障される(有田実践で言えば「はてな帳」)。
「もっと知りたい」を促す授業を支えるのは、教師自身の知的好奇心の高さであり、子どもの好奇心を支える圧倒的な情報量であると思う。
知識を暗記することも否定はしないが、それだけでは次の世界に進めない。

そして第二に「批判的思考」。
教科書すら疑う態度は、立ち合い授業で向山先生が示した実践が筆頭になる。
歴史も科学も常に更新されるが、最新の知見でさえ、なお正しいとは限らない。
知り尽くして、調べつくして、それでもなお「それは本当か」と疑う態度は、知性に対する謙虚さがあってのことで、なんでも斜に構えて疑ってかかるる傲慢な態度とは別次元である。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00010009-bfj-sctch

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