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January 01, 2020

「情報」の学習指導(光村版)

   

光村図書の方が置いていった「情報の扱い方」の資料。

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◆新しい学習指導要領では「情報の扱い方に関する事項」が新設され、「情報と情報との関係」「情報の整理」の二つの系統で示されました。◆「情報の扱い方に関する事項」は、従来の指導内容を整理し直したものです。

例えば、これまでも、説明的な文章の学習で、段落どうしの関係など、文章内の情報と情報との関係についての指導は行われていました。

しかし、これからは、このような指導と情報と情報の関係性の観点から、より意識して行い、その成果を自分の表現に役立てるなど、汎用性のある力にまで高めることが大切です。

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なるほど。

新学習指導要領を真剣に読み込んでいなかったし、明らかに勉強不足だった。

その指導のポイントも、大切な指摘だった。

ステップ1:情報を取り出す

ステップ2:情報を整理する

ステップ3:関係を捉える

ステップ4:発信する

 

このステップ3の「整理」の中に、4つの方法が示されている。

【場面や目的に応じてさまざまな思考法を使う】

①観点ごとに整理する・・・表

②分類して整理する・・・・表

③共通点・相違点を整理する・・ベン図

④順序・流れ・関係を整理する・・フローチャート図

 

また④の「関係」の中に、2つの論理が示されている

【分析・吟味の方法を知る】

①原因と結果・・・原因 ⇒ 結果

②意見と根拠・・・根拠 ⇒(意見と根拠をつなぐ考え)⇒ 意見

 

説明を省くが、根拠と意見の間に(意見と根拠をつなぐ考え)が入っているところが良いと思う。三角ロジックに近い流れになっているからだ。

「情報の読み取り」という観点で、従来の国語の指導内容を整理し直す発想を自分もしっかり身につけようと思う。

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