日常では、リテラシー能力が求められている!
発熱の対処、マスクの必要性、民間の健康療法、サプリメントなどなど。
これらは、つくづく「情報リテラシー」だと思った。
薬の服用については、真逆な見解や極端な見解が平然と出回っている。
そんな薬はいらないとか、そんな治療は危険だとか。
例えば「文藝春秋」3月号の特集記事。
【特集】「ニセ科学」医療に騙されるな
本庶 佑 「『免疫療法』の正しい理解のために」
超高額「がん免疫療法」戦慄の実態 岩澤倫彦
ネットの医療情報にご用心<血液クレンジングだけじゃない> 朽木誠一郎
子宮頸がんワクチンは薬害ではない 吉村泰典
<外科医が教える>漢方薬はもっと有効に使える 新見正則
安直な「睡眠薬」使用が“廃人”をつくる 辰濃哲郎/坂口 直
インフルエンザの予防にマスクは効くとか効かないのか、人によってまちまち。
インフルエンザの予防接種は効果があるとかないとか、これも人によってまちまち。
少しでも効果があるなら、念のためやっておこうかと思う。
でも、効果がない方法なら、一喜一憂するのは、すごく無駄だ。
マスクが品切れで困っているが、本当に困る必要があるのかないのか。
どうして生死に関わる大事な問題なのに、真逆の見解が出回るのか。
フェイクニュースと同じように、薬のデマはきちんと取り締まってほしいと思う。
マスクが効くという人もいれば、効かないという人もいる。
手洗いが効くという人もいれば、効かないという人もいる。
というように賛否両論が多い中、これは間違いなく「効く」というものがある。
栄養を摂る、睡眠をとる・・・つまり、自然治癒力を高めることだ。
薬には副作用の心配があるが、自然治癒力に副作用はない。
自然治癒力を高めるための様々な方法を知り、必要以上に薬を使わないようにすることが大事だ。
テレビで感染症の専門家が言っていた。
「カギは免疫力」
◆どう免疫力をつけるか、
◆どうすると免疫力が落ちるのか
◆そもそもの免疫力のメカニズム
をしっかり勉強したい。
と同時に、病気や健康に関する間違ったニュースに惑わされないリテラシー能力を身に付けたい。
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