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June 01, 2020

オンラインの時代にますます必要な「絶縁能力」


かつて野口芳宏先生が「絶縁能力」が大事だと言われ納得した事がある。
1つの仕事を成し遂げるなら他を捨てる決断力が必要だ。
私自身、テレビっ子で昔からダラダラとテレビを見て過ごしてきたタイプだから、誘惑に打ち克つのが難しい事はよく分かる。
今の自分はyou tubeにはそれほどハマらないが、ネットを開いて、ニュースの見出しを見かけると、ついついクリックして深掘りしてしまう。だから、ゲームや you tubeなどを何時間でも見ていられる子の気持ちはよく分かる。子供たちが何時間も熱中するようにコンテンツが作り込んであるのだ。

さて、勤務市の場合、児童生徒に配信される授業動画が、you tube の形でアップされている。
学習動画を見終わるとズラーっと別の動画が紹介される。学習動画とは無縁の過去の閲覧動画を含め色々並んでいる。

「うちの子はyou tubeばっかり見て困っている」という保護者にとっては、学校公認でyou tubeに繋げているようで悶々とした思いだろう。
授業動画を見るためという口実で機器やネット環境を入手できた子どもにとってはラッキーだ。学校の授業動画をさっさと見て、後はじっくり好きな動画を見ているかもしれない。

でも、もはや、そんなネットの誘惑は誰にも止められない(つまり「規制」には意味がない)。
確かに「休みの日には10時間ゲームやっていました」と平気で言えるような世の中になってきた。
​しかし、だからこそ、子どもは幾千とあるエンタメの動画やゲームと共存し、時には「絶縁能力」を発揮して、自分の進む道に時間を注いでいかねばならない。
「今、本当にそれをしていていいのか」を常に自分に問いかける姿勢を習慣化させていかねばならない。
時間管理の習慣化は100%教師が請け負うべきものではないが、100%家庭の問題と放置するわけにもいかない。

なお、ここまでは一般論だ。
「依存症」となれば、もう「本人の自覚次第」というような呑気なことは言っていられない。
「休みの日には10時間ゲームやっていました」なんて何の自慢にもならないよ、事実であったとしても口に出すことではないよ、と向かい合う必要があると思う。場合によっては「治療」も必要なのだ。



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