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July 04, 2020

謙虚であることの大切さ

子どものころに観た「巨人の星」のかすかな記憶をたどる。
大リーグボール1号のヒントを得る瞬間だ。
 
禅寺で座禅を組む星飛雄馬は、心の迷いからビシビシと住職に打たれてしまう。
ところが、飛雄馬が開き直ったとたんと全く打たれなくなる。
 
◆打たれまい、打たれまいと身構えると邪念が入って打たれてしまう。
 「打たれてもかまわない。一歩進んで、打ってもらおう」と思うと、邪念が吹き飛んで打たれずにすむ。
 
こうして、当たらない魔球ではなく、わざとバットに当てにいく大リーグボール1号ができあがる。
 
「GIVE&TAKE」アダムグラント著(三笠書房)2014年
 
GIVEの「ギバー」は、惜しみなく人に与える人
TAKEの「テイカー」は、自分の利益を優先させる人
 
自分の利益を優先する「テイカー」は、周囲から疎まれて、自分に利益が回らなくなる。
一方、他人に惜しみなく与える「ギバー」は、周囲からのその人望が集まり、支援者も増える。結果的に成功者になる。
 
・・・「利益を求めたければ、利益を求めるな」は、まさに禅問答だ。
そんなわけで、大リーグボール1号開眼のエピソードを思い出してしまった。
 
◆テイカーの強気なコミュニケーション法の対極にあるのが、「ゆるいコミュニケーション法」である。
ゆるいコミュニケーションをする人は、強引な話し方はせず、不明な点があれば明らかにし、人のアドバイスを喜んで受け入れる。P213
 
・・・この箇所からは、「アグレッシブ」と「アサーテイブ」が重なった。
 
アグレッシブ(攻撃型)は、winーloose だから、コミュニケーションをしようにも負ける側がどうしても身構えてしまう。
一方、アサーテイブは、win-win だから、相手が身構えることがない。
つまり、協力関係を築きやすい。
◆やさしくて裏表のない人間だとわかっているので、クリエイテイブチームは縄張り意識をもつこともなく、喜んで彼とアイデアを共有し、その意見を歓迎した。P237

 
また「ギバー」は、自分のプライドにこだわらないから、素直に相手の意見を聞くことができる。
そして、謙虚な姿勢をみせるから好感度が高い。
 
◆知識のある同僚にしょっちゅうアドバイスや助けを求めている人は、まったく求めていない人よりも、上司の受けがいいことがわかってる。P244
 
まさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」であり、「奢れるものは久しからず」である。
 

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