大根の花にびっくりした子供たち・・・あれもWOW体験
子供には上の部分だけを見せる。根っこの部分は大きな紙袋に隠してある。
ほとんどの子が見たことがないから、菜の花などと言うが当たらない。
「さて、正解は.....」と言って紙袋から根っこの部分を見せる。
ほとんどの子が見たことがないから、菜の花などと言うが当たらない。
「さて、正解は.....」と言って紙袋から根っこの部分を見せる。
ただの根っこではない、太い大根だ。
「わー、大根だったんだ!」と歓声が上がる。
子供に驚き(WOW体験)を与える授業の実例。
ふりかえれば、これは自分の初任の年の春の授業。
当時は、実家に畑があり、早朝、実家の畑で大根をまるごと採って、そのまま出勤したことを覚えている。
こうして、子供にアッと言わせたいという思いが、新任当初から自分にはあったのかと、今になって思う。
さらに振り返ると、正規採用前にある高校で1年間非常勤で国語を教えていた。
最後の授業で「テストをします」といって、東海林さだお氏の楽しい文章をテスト問題にした。
テスト中、生徒はくすくす笑いながら問題を解いていた。
1年間退屈な授業をしてきた自分にとって、「こういう工夫が必要なんだ」と思うようになった原点となる実践だ。
自分だってプリントも作ったし、板書計画もした。
同時に授業のネタ探しにも取り組んできた。子供のワーッと驚く姿を見るのが楽しみだった。
それが教師冥利だと思ってきた。
TOSSのセミナーの模擬授業では、数分に一回はオーッという歓声が上がり会場が巻き込まれる。
同時に授業のネタ探しにも取り組んできた。子供のワーッと驚く姿を見るのが楽しみだった。
それが教師冥利だと思ってきた。
TOSSのセミナーの模擬授業では、数分に一回はオーッという歓声が上がり会場が巻き込まれる。
そういう体験がほしくて、今なおセミナーに参加しているのだ(最近はZOOMです)。
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