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August 13, 2020

コミュニケーションの基本、「メラビアンの法則」とは?

自宅の資料を整理していて「メラビアンの法則」のメモが出てきた。

当時のメモでなく最近のサイトで説明すると

 

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コミュニケーションは働く上でとても重要なスキルであることは周知の事実。聞き手は話し手の話す様子から、「言語」「聴覚」「視覚」の3つの情報を得ると言います。

これを研究したのは、アメリカ人のアルバート・メラビアンという心理学者。1971年、「聞き手が話し手から受ける印象」について調査し、その実験と研究結果からある法則を導き出しました。

実験結果によると、人は、「言語情報」から7%、「聴覚情報」から38%、「視覚情報」から55%の影響を受けていることがわかりました。つまりこれは、言語情報である「言語コミュニケーション」より、聴覚情報・視覚情報などの「非言語コミュニケーション」の方が影響力を持っているということ。

 

円滑なコミュニケーションに役立つ「メラビアンの法則」とは

https://cloudhr.jp/blog/training/communication-3/

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・・・上記のサイトでは、相手に伝わりやすい話し方のポイントが、以下のように示されている。

 

表情を豊かにする

伝えたい内容をより正確に伝えるためには、表情を豊かにしながら、ジェスチャーも加えて話すとよいでしょう。言葉の内容は同じでも、表情などの視覚による情報によって、受け手に伝わる印象は大きく異なるからです。

 

感情を込めて話す

人前で緊張してしまったり、複雑な内容を伝えたりしなければならない時には、どうしても早口や棒読みになってしまいがちです。棒読みで伝えると、受け手は聞こえていたとしても、きちんと理解はできないケースが多いです。

声の高さをシチュエーションによって変えたり、抑揚をつけたりするなどの感情を込めた話し方をしてみましょう。言語情報だけよりも多くの内容が伝わります。

 

正確な言葉を選ぶ

コミュニケーションにおいて、非言語の視覚や聴覚が重要だとお伝えしてきましたが、そもそもコミュニケーションは会話の内容があって成り立つもの。言葉による影響が無いという拡大解釈は誤解です。

相手に正確に伝えるためには、適切な言葉を選び、表情やジェスチャーなどの情報をつけ加えるようにしましょう。

 

・・・「3V」(Verbal:言語情報・Vocal:聴覚情報・Visual:視覚情報)を一致させると、メッセージは強く人々に伝わると言う。

私たち教師も「伝える」職業」だ。「何を伝えたいか」と同じように「どう伝えるか」を意識し、視線、表情、姿勢、動作、服装、声質、声量などがコミュニケーションに大きな影響すると自覚する必要がある。

これは、「伝え方が9割」佐々木圭一著の内容とも重なってくる。

2013年出版第一位は100万部を超えた「聞く力」(阿川佐和子)、第二位は55万部の「伝え方が9割」(佐々木圭一)、共通点は、コミュニケーション力 

という指摘があった。「コミュニケーション力」は、AIが人間に及ばない力として、その後、さらに必要性が増したと思う。

2013年当時の覚書よりピックアップしてみる。

佐々木氏はインタビューで次のように語っている。

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 これは『伝え方が9割』にも書いた話ですが、あるファストフード店で、フィッシュバーガーを頼んだら、時間がかかると言うんです。

でも、ただ「待ってください」とは言われなかった。「できたてを用意しますので4分間ほどお待ちください」と言われたんですね。これ「できたてを用意しますから、」言われずに、「4分間待ってください」ということだったら、せっかちな僕はお店を出てしまったかもしれない。

見事だと思ったのは、できたてという言葉が入っただけで、それならおいしそうだ、と思わせられちゃったことです。ただ、考えてみたら、待っていたらできたてが出てくるのは、当たり前なんですよね(笑)。これは、まさに伝え方ひとつで起こったことだと思ったんです。

http://diamond.jp/articles/-/38098?page=2

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・・・これが「内容」が同じでも、伝え方(表現)1つで、相手の受け止め方が全く異なる典型例だ。

教採対策の練習会で「コミュニケーション能力育成」をテーマにしたことがあり、自分自身、復習の1日になった。ありがたいことだ。

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