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December 03, 2020

「学びの保障」の理解を深める(今さらですが)

編集

6月に文科省が出した「学びの保障 総合対策パッケージ」
https://www.mext.go.jp/content/20200605-mxt_syoto01-000007688_1.pdf

改めて読んでみると、疑問に感じる箇所がある。
 

あらゆる手段で、子供たち誰一人取り残すことなく、最大限に学びを保障

感染症対策を徹底しながら、まずはしっかりと学校での学習を充実
 

と、ここまでは分かる。その通りだと思う。

しかし、次のフレーズはどうか。
 

授業を協働学習など学校でしかできない学習活動に重点化し、限られた授業時数の中で効果的に指導
 

・・・学校再開後、「協働学習」のような授業形態はブロックされた。
隣同士の相談もグループ学習も「感染症対策の徹底」を優先したために、自粛させられた。


「授業を協働学習など学校でしかできない学習活動に重点化」とは、まさに真逆の対応であった。

 

また、

個人でも実施可能な学習活動等は授業以外の場で実施。


とあるが、これも疑問だ。
学校再開後の授業は、プリントもワークを含め、個人でも実施可能な学習活動がメインとなっていた。
感染症対策徹底のためにグループ学習をやるなと指示されれば、それは当然の成り行きだ。


「協働学習しないなら、わざわざ登校してみんなで授業する意味がない」

ということを暗に主張しているなら、少なくとも、協働学習ができていない現状に対する憂慮が必要だ。

最近になって、少しずつ話し合い活動を再開しつつあるが、今後の感染拡大の状況によっては、封印されかねない。

「感染症対策優先だから仕方ないでしょ」と開き直っては、学びが保障されていない。学びを止められた子どもが犠牲になる。

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