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February 23, 2021

「1ヶ月」より「 1か月」の表記を心がけよう

各学年のお便りで「あと一ヶ月」「一か月」という表記の文書が回ってくる。

一か月 一ヶ月 一カ月 一箇月

などがPCの文字変換で出てくる。

光村教育図書のQAでは、

か、ケ、カ、箇などの表記はどれも間違いではないが、教科書では平仮名を使うと書いてある。
また「ケ」はカタカナではなく、「箇」のたけかんむりの一部を用いた記号と書いてある。


教科書では,「ヶ」を使わないの?

https://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/kotoba/detail16.html

毎年、このサイトのお世話になっている。
カタカナの「ケ」を使い慣れている人には、衝撃の内容である。

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胸にしみる向山先生の文章

『新訂 教育技術入門』(明治図書)向山洋一著 2009年初版
 
しっかり視写します。
 
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技術は現場から生まれる
 
教育の技術はいかなるとき誕生するのだろうか。
ある教師は教育技術を求める。
ある教師は教育技術を求めない。
この差はどこから生まれるのだろうか。
これは、次の点に由来する。
 
できない、わからない子どもにどう対処しようとしているか
 
目の前に跳び箱が跳べないで悩んでいる子がいる。
漢字ができないで胸を痛めている子がいる。
こうした教え子を前にして、教師としてどうするかである。
こうした現状に痛みを感じなければ、教育技術は必要ない。
もっと、のん気な教師は、責任を自分以外のところに持っていく。
A「教科書が悪いのだ」とか、B「跳び箱など教えなくていいのだ」とか、C「子どもに力がないからだ」とか、それぞれ、民教連の教師、宿題ばかり出している教師、研究授業をほとんどしない教師、教えないで叱ってばかりいる教師のよく言う言葉である。
これらの言葉は、どれもこれも、責任を他のせいにするという点で共通している。
私たちは、そのような立場をとらない。
「できない」「わからない」子どもを前にして、まず自分自身の力の弱さを感じる。
自分が至らないから、子どもに痛みを感じさせてしまったのだと思う。
むろん、「その他への批判」をすることはある。しかしそれは自分自身へまず批判をむけてから後のことである。
そして、私たちは「教育技術」を求めるのである。
「跳び箱は誰でも跳ばせられる」という教育技術は「全員を跳ばせたい」という教師の思いとそのための具体的努力なしには誕生しなかった。
 およそ、いかなる教育技術も、それが誕生するには、「分からない・できない子」を「分かるようにさせたい、できるようにさせたい」という「教師の想い」と「教師の努力」が存在する。
 教育の技術を求める教師こそ、一人一人の子どものことを思い、自らの弱さを省みつつ具体的努力をする教師なのである。
教育の技術を求めない教師は、「跳び箱が跳べない子」がいても胸の痛みを覚えず、平気ですごすことができる教師なのである。
P43/44
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「教育技術を求める」という気概を周囲の教師からあまり感じない。
不真面目ではない。まじめに日々の授業準備に邁進している。
ただ、引用個所の、以下の部分の意識は弱いと思う。
 
できない、わからない子どもにどう対処しようとしているか。
 
だから、前にも書いたように「WOW ファクター」を感じないことが多い。

「楽しい授業かどうか」という観点ではなく、「教えたい内容を着実に盛り込めたかどうか」が優先されているのだ。

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February 11, 2021

授業がうまくいかなくて悩んでいる先生がいる。


昨日、サークルのZOOM例会を終えた。

メンバーの先生から、中学校で日々苦労している先生の話を聞いた。
 

◆授業がうまくいかない
◆生徒が言うことを聞いてくれない。
(泣いている先生がいる)

 

高校で次のような悩みを聞くとLINEで伝えてくれたメンバーもいる
 

1、生徒が言うことを聞かない。
2、授業がマンネリ化している、自分も楽しくない、
3、部活動が苦痛、
4、保護者の要求
5、疲れが取れない。夜寝づらい。

 

授業がうまくいかないから、生徒が言うことを聞かない。
だから毎日苦痛で、疲労感が残る。寝不足のまま翌日を迎える。

 

・・・これはまさに「負のスパイラル」だ。

 

授業を工夫したら(授業のコツをつかんだら)
生徒が熱中して楽しかったので、
次の授業も頑張ってみようと思った。
だから明日が楽しみだ。


という「正のスパイラル」に移行させたい。

かつて、週末にセミナーに出かけて、感激した時のことを思い出した。


「授業のコツを知った。授業のネタを教わった。
週明けが楽しみだ。早く授業がしたい。授業に熱中する子供達の顔が見たい。」

 

我々の教え方セミナーにそれほどの神通力はないが、少しでも役に立てればと思う。
我々には圧倒的な子供の事実を示す教師力はないが、何か1つ持ち帰ってもらえればと思う。


そのようなセミナーになるように講座内容を確定していきたい。

 

※椿原先生は、苦しい時は、週末はゆっくり休めばいいと言われる。学校も休めばいいと言われる。
週末にセミナーに行ってみようと心が動くうちは、まだ大丈夫なのだ。

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February 04, 2021

つまらない授業しかできなかったあの頃

昭和59年、採用試験に落ちた私は高校の非常勤講師として漢文の授業を数コマ担当していた。
「読んで、解説して、板書して、ノートに写させる」の繰り返しだった。
その授業展開をどうしたら変えられるかも分からないままの1年間だった。
フツーの高校だから、つまらない授業をしても騒ぎはしない。居眠りする生徒はいたが、注意する術もなかった。自分にとっての「黒歴史」だ。

最後の授業で「ショージ君」を題材にテストを行った。

「サンドイッチなどの正しい食べ方」

文芸春秋社「オール読物」の連載されていた東海林さだお氏の文章だ。

テキストの内容も質問も、正直言っておふざけだった。
テスト問題が配付されると、あちこちで「何だコレ?」という声や、クスクス笑いが聞こえてきた。

◆「サンドイッチの正面」はどこですか?
・・たとえばパン屋さんのショウウインドウに並んでいるときは、客側を向いているほう

◆「サンドイッチに於ける反ダ―ウイン理論」とは何ですか?
・・優良、高価な品種ほど早く絶滅するという理論

◆「全サン愛育連盟」の正式名称は?
・・全日本サンドイッチ愛好育成改善連盟

◆タマゴサンドに「圧迫感知」の必要がないのはなぜですか?
・・卵はそれほど高価でないゆえに、途中で絶滅することなくかなり深奥部にまで展開しているはずだから。

さりげない日常場面にややこしい理屈をつける東海林氏の文章は、くだらないが極めて論理的なのだ。

授業時間内に答え合わせ。
問題の指示に正対してもらおうと、問8では、意地悪な採点基準を示した。

◆このテストはおもしろいですか、くだらないですか。解答欄に大きく書きなさい。
・・・「おもしろい」「くだらない」以外の言葉を書いたら×です。「おもしろいけどくだらない」「どちらでもない」「とってもおもしろい」なども×です。
なお、解答欄に大きく書きなさいと書いてあるから、小さく書いた人も×です。解答欄の半分くらいのサイズで書いてなければ×です。


これまで「1人の人間」として授業に臨むことのなかった自分だったが、最後に自分らしさを出したかった。
採点まで楽しんで、予想以上に盛り上がったが、盛り上がった分、生徒の感想に心が痛んだ。

「これからも、こんなふうに楽しいテストを作ってください」
「実際のテストでもこの手の問題を作ってくれたらテスト中楽しくてしょうがないと思う」
「難解な文章じゃないから頭に無理なく入る」
「あまりにも大人げない感じがする」
「T氏の意外な面を知ったみたい」

・・・1年間、国語の楽しさを伝えられなければ、自分という人間性も伝えられなかったと思うと情けない「最後の授業」であった。

「無味乾燥な教材だけでなく、興味のわく教材を使った授業をしたい」という感想を編集部に送ったら「東海林先生も大変喜んでおられました」とのお返事をいただいた。

「黒歴史」の講師経験であったが、だからこそ、翌年、子どもたちを熱中させる「法則化運動」に自然とのめりこんでいった。「人として子供に対峙したい」という思いが強かった。

今回、中高の先生を対象に教え方セミナーを開催したいのも、この原体験があるからだ。

ちなみに、向山先生の「アチャラ」にショージ君が登場することを後で知った。
『教室ツーウエイ呼びかけ号』には、「ショージ君の論理から学べ」というページもあった。
向山先生と自分は趣味が合うんだなあと思わずニンマリしたのであった。

 

中高の先生方へ 「教え方セミナー」開催します!

https://senseiportal.com/events/62474?mid=dailysun&mlid=14524196

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ZOOM開催 愛知教え方セミナー(中高校の先生方の力量アップをめざします)

ZOOM開催 愛知教え方セミナー(中高校の先生方の力量アップをめざします)


2021年4月10日 10:00 〜 11:30

中学校・高校の先生方をメインターゲットにした授業力・教師力アップのための教え方セミナーです。

・生徒を熱中させる授業の秘訣
・生徒を本気にさせる生徒指導(道徳指導・学級指導)の秘訣

について、具体例を挙げながら、模擬授業スタイルで提案します。

※中学・高校の先生方は、当日までなかなか参加が決まらないことが多いですので参加費は講座終了後でかまいません。
ただし、ZOOMの入室管理のため、事前申し込みをお願いします。
申し込みされた方に、参加者MLやLINEグループを作成して、当日まで様々な情報交換をしていきます。
当日の参加が未確定でも、まずは仮予約・仮登録をお願いします。

https://senseiportal.com/events/62474?mid=dailysun&mlid=14524196

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