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June 07, 2021

「気を付けましょう」は指導ではない!

過日、警察署の交通課長のお話を聞く機会があった。

「気を付けましょう」では指導したことにはなりません。
「飛び出すな」とはっきり伝えてください。


と言われて、なるほど、確かにそうだし、どんな指導も同じだなと思った。
それは、「行動目標を伝えているか」の意味だ。

「気を付けましたか?」
「がんばりましたか?」
「しっかりできましたか?」
と自己評価させても、検証のしようがない。

目に見える形・自覚できる形、「やった・やらなかった」がはっきりするように、目標を立てさせ、自己評価させなければ意味がない。

何も目新しいことではない。昔からよく言われてきたことだ。

例えば、「数を示す」の典型が

◆ゴミを10個ひろいなさい。

であった。
拾った子は先生に見せればいい。
やったかやらないかは、数で分かるから自己評価もできるし、他者評価もできる。

指導のあり方、評価のあり方について、久しぶりに意識する機会となった。

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