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July 13, 2021

落雷は油断ならない。

先日は、急な天候の変化で、下校時刻に合わせたかのように雷鳴が聞こえてきた。
下校1時間前までは、雨雲レーダーや雷感知器を気にしていたが、もういいかなと油断したのがいけなかった。
下校時間になったら、ゴロゴロと聞こえてきた。
「え、今の飛行機じゃないよね」と思って慌ててネットで雷情報を調べると、市内上空は雷雲で真っ赤だった。
そして、備え付けてあった感知器もピッピッと警告音を発していた。
ネットの雷レーダーを見ると、15分前から急に発生したようで、自分の詰めの甘さが出た。

下校を見合わせるほどの状況ではないので、下校をさせた。
遠くの遠くの空で見事な雷が見えて、心中は穏やかでなかった。

落雷の事故は、たびたび起こる。
30年以上前になるが市内の中学校で死者も出ている。雨上がりで部活を始めようとした生徒が被害にあった。
だから、雨上がりのモクモクと雲の発生した天候は怖い。

7年前、前任校で夏休みに、急に激しい雷雨になって、学校敷地内の樹木が倒壊した。
子供が雨宿りしていたら大事故になるところだが、敷地内の樹木への落雷は何のニュースにもならなかった。
しかし、天候が急変しての雷雨は怖い。

被害の怖さを実感している者として、落雷事故の重大さを後世に伝えていくのが仕事だと思っている。

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July 12, 2021

「俺の話を聞け」は相手意識を欠いた不遜な態度 ~葉一さんの授業動画に学べ~

7月10日(土)、東北大学の情報セミナーで登壇した「とある男が授業をしてみた」の葉一さん。

一日経っても、衝撃がおさまらず、きちんとまとめておかねばと思った。
 

チャンネル登録者数 153万人
https://www.youtube.com/c/toaruotokohaichi/videos


100万人も登録者がいたら、さぞかし稼いでいるんだろうというやっかみもすごいようだ。
そりゃ、自分だって羨ましいと思う。
現場の先生からは誹謗中傷を受けていると笑って話していた。
葉一さんにとっては、視聴する子どもが最優先で、外野である現場教師の下世話な嫉妬など関係ないのだろう。

 

しかし、授業動画スタート時の志を聞くと、決して安易に収入の手段として選んだ道ではなかった。
自分自身が、いじめを受け学校に行けない側だったので
 

塾にもいけないような子、学校に行けないような子に無料で教育の場を提供したかった。


・・・基本理念は、「子どもに無料の教育の場を」。
そのための手段がYouTubeであり、結果としてビジネスとしてうまくいったということだ。
葉一さんの熱のある言葉を聞くと、決して、収益をあげることが主眼ではなかったということがよく分かる。
同時に、登録者や視聴者が多いこと、ファンが多いこともよく分かる。


子ども目線で授業動画が作成されている。
義務教育学校と違って、ネットでは、つまんないと思ったらすぐに視聴されなくなる。
YouTube動画のおすすめリストの方が魅力的なら、すぐに興味はそっちに行ってしまう。
魅力ある授業作り、わかりやすい授業づくりへの思いは、我々とはレベルが違う。


ホワイトボードに今日の課題の一覧が示される。
多くの子は、
①問題提示の箇所で一度動画を止めて、自分で課題を解き、
②答えの場所までスキップして答え合わせをし、
③間違えた問題の解説場所に遡って視聴する。


なるほど!

葉一さんの授業動画は、最初から最後までずっと流されることを前提としていないんだ。
動画視聴の主導権は子供が持っている。
だから、最初から、必要とされない動画なら、見られもしない。
強制される動画ではないから、本人の「主体性」にフィットしなければ視聴の対象にならない。
たった一本のミスが致命傷でもう見てもらえなくなることもある。

 

いいものだからこれを読め。
大事だから、話を聞け、スクリーンを見ろ。


という自分の態度がいかに傲慢で相手意識に欠けていたことか。

 

ネットの場合、授業を受ける主導権は子どもが持っている。
授業を受ける子ども自身が「やってみたいな」「スキップせずに視聴しよう」と思わなければ、学習は成立しない。
しかも、今の子供たちは目と耳が肥えている。いい加減な動画では見向きもされない。

だから、

①文字の大きさにもこだわり、スマートフォンでも見やすいサイズを設定する。
 3.5×3.5、あるいは4×4センチの文字サイズ
 行間は1〜1.5センチ
②画面の中の教師の動きや声にもこだわり、心地よい視聴環境の設定を心がける。
 反響を避ける、ピンマイクを使う。
③「できることを増やす」が目安。
④つまずきの箇所を分析し、つまづきを解消するように組み立てる。
⑤教科書の一部ではなく、まるまる使う。
 問題の順番を考えて組み立てる。
⑥ホワイトボードの案を立てながら、解説を考えていく。

 

ホワイトボードは手書き。
手書きの方が、教える側の熱が伝わると言う。


スライドやプレゼンシートは使わない。
最初に提示したホワイトボード1枚が、今日の授業の全てだと最初にゴールを示すことに意義がある。
何枚で終わるか分からないスライドでは、子供はついてこない
 

すごい!


一方で、「自習室」と呼ばれる、ただただパソコンで勉強しているだけのリアルタイムの動画もニーズがあるという。
みんな、この時間、一緒に勉強しているんだという異空間での「一体感」で集中できるからだと言う。
 

深い!

こんな先生がネット上にいたら、生身の学校の先生の存在がかすんでくるのは当然だ。
嫉妬している場合ではない、
葉一さんの授業スキル・授業づくりの素晴らしさを真摯に学び、しっかり盗んでいかねば!

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