東京オリンピック 自分の諦めの速さを反省!
東京オリンピック2020の卓球男女ペアの決勝戦を観ていた。
水谷・伊藤ペア。
あらー、1・2セットはあっという間に取られた。
やっぱり中国には歯が立たないなと思った。
そのまま第3セットの前半も歯が立たなかったが、あれあれっと取り返した。
おー、なんと3セット連勝であと1セットで優勝だ!
しかし、6セット目は完敗。最終7セット目で決着をつけることに。
あー、やっぱり中国には歯が立たないのかーと思った。
そして最終7セット。
ある意味で圧勝だった。
1.2セットで「もうだめだ」と早々に諦めた自分は、なんと薄情で淡白なのかと思った。
それは日々の教師生活に表れていて、「あの子は何をしてもだめだ」「どうせできない」というあきらめの速さにつながっていた。
そこが実力ある先生との違いなのだ。
最後まであきらめない。
最後の一人も見捨てない気力が、どの子にも通用する指導法となって結実している。
「できない子はどうせできない」と決めてかかった自分の指導は、しょせん薄っぺらなのだ。
「できない子を何とかする」という気迫が足りない。自分の甘さを痛感させられたオリンピック観戦だった。
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