基礎的読解力の第一歩は、「一文一義にリライト」
くるまが8だい とまっています。3だいくると、なんだいになりますか。
・・・1年生の算数の問題だ。
2文構成だが、意味で区切ると「はじめーなかーおわり」の3文になる。
はじめに、車が8台 とまっています。
途中で、 3台来ました。
おわりには、 何台になりますか?
算数の文章問題の基本形を「はじめー 中ーおわり」の構造でとらえると、すっきりする。
この一文一義のリライトを1年生の段階で意識させたい。
すると、5年速さの、次のような問題にも対応できる。
時速230kmで走る新幹線があります。この新幹線が2時間走り続けると何km進みますか?
①時速230kmで走る新幹線があります。
②この新幹線が2時間走り続けます。
③この新幹線は何km進みますか?
・・・「~したら どれだけになりますか」という二義の文は、算数の文章題特有だ。
それに慣れろという指導のアプローチもあるが、分解して一文一義にするのもアリのだと考えている。
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