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December 10, 2021

基礎的読解力の第一歩は、「一文一義にリライト」

くるまが8だい とまっています。3だいくると、なんだいになりますか。

 

・・・1年生の算数の問題だ。

2文構成だが、意味で区切ると「はじめーなかーおわり」の3文になる。

 

はじめに、車が8台 とまっています。

途中で、   3台来ました。

おわりには、 何台になりますか? 

 

算数の文章問題の基本形を「はじめー 中ーおわり」の構造でとらえると、すっきりする。

この一文一義のリライトを1年生の段階で意識させたい。

 

すると、5年速さの、次のような問題にも対応できる。

時速230kmで走る新幹線があります。この新幹線が2時間走り続けるとkm進みますか?

①時速230kmで走る新幹線があります。

②この新幹線が2時間走り続けます。

③この新幹線は何km進みますか?

       

・・・「~したら どれだけになりますか」という二義の文は、算数の文章題特有だ。

それに慣れろという指導のアプローチもあるが、分解して一文一義にするのもアリのだと考えている。

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