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December 22, 2021

日々の授業で、言葉にこだわる。

3年理科の研究授業を参観したときの考察。
単元は「音を出して調べよう」
本時のめあては


「音が大きいとき小さいときとで、物のふるえ方は、ちがうのだろうか」


このめあてに正対すると、「はい(ちがう)」か「いいえ(ちがわない)」かを考えることになる。

結果から言うと、予想も実験結果も「音が大きいとすごくふるえ、音がちいさいと少しだけふるえる」と子どもは答え、教師もそれを望んでいた。

ということは、そもそも、本時のめあては次のようにあるべきだったのだ。


「音が大きいとき小さいときとで、物のふるえ方は、どう ちがうのだろうか」


どの教科の授業でも、「問いに正対する」ことが軽視されないように注意したい。

さて、今回、もう一つ気になったのが「因果関係」だ。


「音が大きいと → 物のふるえ方が大きい」


という実験結果なのだが、理屈で言えば


「物のふるえ方が大きいと、→ 音が大きい」

である。

トライアングルで実験して


「音が大きいと → 物のふるえ方が大きい」


が裏付けられた。

しかし、楽器1つでは、仮説の域を出ないから、他の楽器でも試してみる。


すると、どの楽器でも、


「音が大きいと → 物のふるえ方が大きい」


が成り立つから、逆に


「物のふるえ方が大きいと、音が大きくなる」


が結論(仮説)づけられる。


「音が大きいと → 物のふるえ方が大きい」


は、因果が逆なのではないかと気になってしまった。

理科の授業としては、「現象が先にあって法則が後付けされる」から、それで良いのかもしれない。

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