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December 14, 2021

容量オーバーの算数の授業

ある学級の「割合」の第一時間目の授業。
本時で伝えたいことが盛りだくさんであったため、子どもたちは思考停止しているように見えた。

◆割合とは、くらべる量がもとにする量の何倍にあたるか。
◆割合=くらべる量÷もとにする量
◆定員を1としたとき、希望者は1.5

教師が教科書通りに板書する。子どもは板書を写す。

しかし、頭の中を通過していないのだ。

 

授業の流れは、【元にする量の何倍が比べる量か】と「かけ算」で進めている。
しかし、かけざんで授業を進めておいて、最後に割合の公式を割り算の形で教えるのは負荷が大きい。

子どもの「???」が溢れているのに、教科書通りだからと進めても、子どもはこぼれるばかりだ。


そもそも「割合」なのだから、「定員のわりに希望者が多い」と言えばいいのに、「定員に比べて希望者が多い」と書いてある。
だから、「割合」という言葉の意味が、子どもの腑に落ちない。


1時間で新しい情報をどれだけインプットするかを計画することと、欲ばってインプットしても子供には入っていかないから精選して次回にまわす英断が必要であることを伝えた。

そして、そもそも、「割合」は難しい単元なのだから、難しい単元に取り組んでいる子どもたちに共感してほしいと伝えた。

「この単元は難しいんだよね。8÷4なのか、4÷8なのか迷うよね。
でも、ちゃんと分かるようになるから、よく聞いててね」

といった、子どもへの励ましの言葉がほしい。
黙って板書を写しておきなさい、という授業は「教えたつもり」になっているだけで、結果責任を伴っていないことを分かってほしい。

Wari  

 

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