自分の成長を恐れる「ヨナ・コンプレックス」
現状を打破するモチベーションを保つのは難しい。
かつて的を得たワードがあったよなと探してみたら、「ヨナ・コンプレックス」だった。
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アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、自分の能力を発揮することを恐れる傾向を「ヨナ・コンプレックス」と名づけた。旧約聖書の中で、自分の使命を果たすことから逃げようとする預言者、ヨナにちなんでこの名前がつけられた。
「できない自分」でいることは残念で困ったことのようだが、一方で「安定」はしている。「できない自分」が「できる自分」になってしまうと、世界が変わってしまう。何よりも自分が変わる。
「できる自分」になって、自分や世界が変わるのは不安だから、「できない自分」のままがいい。そんなふうに現状維持をよしとする傾向が、私たちの中にはある。
PREDIDENT 2019・11.29 「世界一の発想」茂木健一郎
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◆自分の敵は自分
◆リミッターを外せ
◆ぬるま湯(コンフォートゾーン)から抜け出せ
なども同じだ。
もっともっと自分を変えていこうと思う反面、ひっそりとマイペースでやっていればいいじゃないかという思いがふとよぎる。
自分にも、ヨナ・コンプレックスがあったのだとよく分かる。
分かるからこそ、断ち切らねばならない。
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