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April 17, 2022

掛け算は遺伝し、足し算は遺伝子を破壊する

NHKスペシャル「数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語」
4/10(日) 午後9:00-午後9:59
再放送で視聴したが、いやー面白かった(大半は理解できていないが)。
(1)掛け算は、素数の組み合わせで成り立つから答えが予想できる。
 4×21=2×2×3×7
(2)足し算は元の素数と異なる素数が出現するので、答えの予想が難しい。
 4+21=5×5

(3)掛け算の答えは元の数の素数(「遺伝子)を受け継いでいるが、足し算は遺伝子を破壊する。
(4)数学の難問が多いのは、足し算があるから。
   フェルマーの最終定理も足し算だから難しい。掛け算ならすぐに証明できる。
「素数の魅力」・・・・分数の授業で何気なく習う素因数分解は、数学の入り口なのだと改めて思った。
ポアンカレーの言葉「数学は異なるものを同じものとみなす」を超えた異次元の数学の理解はできないが、興味は沸いた。
知らない世界に触れる刺激的な番組だった。

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