年度当初に、学級の最終日をイメージする
初任と話をしていて、前任校で修了式の日に保護者からお礼の言葉をもらった担任の話題になった。
・一年間ありがとうございました。
・おかげで息子は一年間おだやかにすごすことができました。
・できたら、来年度の担任もお願いしたいです。
最終日に、保護者からこんな連絡帳をもらったら、本当にうれしいよね
子どもの反応で言えば、
・来年もこのクラスがいいな。
というリアクションがあったら、担任としては、うれしい。
狙ってできることではないが、どうしたらこんな言葉をもらえるか、逆算して学級経営を考えてみてほしい。
その1つが、「納得して子供を帰宅させること」。
喧嘩やトラブルがあったとき、不満を抱えて帰宅させると、そのまま保護者に伝えるから厄介なことになる。
保護者にとっては子供から聞いた内容が「事実」だ。
だから、納得させて帰宅させる。
「もう大丈夫? 先生からおうちの方に電話しようか?」
子供が毎日楽しく過ごし、楽しく帰宅するから、次の日もは学校に来たくなる。
「毎日学校が楽しい」
「来年も、このクラスがいい」
一部の子だけでなく、多くの子がこう感じるような学級づくりのワザを解明したい。
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