外国語活動と学級経営
外国語活動の授業を参観して、「日ごろの学級経営が見えてくるな」と思った。
外国語活動の時間に恥ずかしがらないでジェスチャーしたり、友達とペアを組んでアクティビティをしたりする場面を見えたら、明るい学級が育っていると思える。
逆に言うと、自分の気持ちを素直に表現できる個人、みんなの思いを素直に受け入れる集団でないと外国語活動は成立しない。
コミュニケーションの素地となる資質能力の育成が外国語活動のねらいなので、先生自身がオーバーアクションで子供を巻き込んだり、積極的な子(やんちゃな子)を見本にしたりして非言語コミュニケーションのスキルを楽しく身につけさせたいのだが、先日参観した先生、ちょっと遠慮気味だったな。ALTの授業を参観していると、子供たちの集中するタイミングや盛り上がる場面、飽きさせない反復練習のさせ方などがよく学べる。
カードを使っての会話練習など手際が良く、リズムが崩れないので、子供たちが心地よくリピートしていた。
外国語活動の授業はALTが来ない日も適切に進めないといけないので、担任1人でも、先生と一対一、子供同士のペア練習、ゲーム(アクティビティ)、英語の歌などを盛り込んで、週に一度の外国語活動を楽しみにするように取り組んでほしい。そして、「対話型」の授業のよさを、ぜひ他教科にも生かしてほしい。
週一回の外国語活動や道徳の授業は、学級づくりの基盤になる。
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