「ゴール」と「ターゲット」 よく似た単語
SDGsは、ゴールですが、その下にターゲットがあります。
SDGsは、2015年の国連サミットにおいて全会一致で採択された、国際社会全体が取り組む目標です。17のゴール(目標)とそれをさらに具体化した数値目標を含む169のターゲットが採択され、「地球上の誰一人として取り残さない」ことを誓い、2030年までに達成することをめざしています。
ここで、自主勉強。
目標を表すさまざまな単語があることを確認しました。
①・goal
勉強においての最終目標、人生の目標、野心など、文字通り日本語の「ゴール」のイメージに近い、最終目標を表現するときに用います。
「to reach one’s goal」(ゴールに達する)、「goal setting」(ゴール設定)などと使います。
②・objective
仕事上や行政上の目標に使います。ダイエットで痩せるなどの個人レベルではなく、規模の大きい目標設定のために使う、少し堅苦しい表現です。
「sales objective」(売り上げ目標)、「objectives for the negotiations」(交渉目標)などと使います。
③・aim
資格試験の点数など個人的な勉強や、コスト削減など仕事上の目標に使えます。「aim」はもともと「狙う」という意味なので、目標に向けて頑張るイメージがあり、過程も大切にするニュアンスがあります。
「to aim at the victory」(勝利を目指す)、「to aim at reducing cost」(コスト削減を狙う)などと使います。
④・purpose
一般的な意味での「目標」「目的」を表し、広範囲で使える便利な単語です。達成を前提としているため、現実的な目標に用いられる単語で、日常会話にも使いやすいです。
「purpose of the day」(日々の達成目標)、「purpose of this session」(セッションの達成目標)などと使います。
⑤・intention
「意向」「意図」「目的」「目標」などの意味を持ち、目標に込めた思いを強調したいときにも使われる単語です。
「one’s intention」(~の志)、「intension to succeed」(成功目標)などと使います。
⑥・target
具体例を挙げるときに使います。「target」はもともと「標的」という意味なので、狙いを定めるイメージです。
「target area」(目標地域)、「target amount」(目標数値)などと使います。
https://www.kaplaninternational.com/jp/blog/useful-phrases-setting-goals
ゴールに向けて最善を尽くす。
ターゲットを定めて、達成を目指す。
言葉に厳密にありたいと思いました。
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