ナンバリングとラベリング
4年生の国語の授業でスピーチ原稿を作っていた。
子供たちが「私の好きな〇〇」についてスピーチ原稿を書いていた。
学年が見本とした原稿に「一つ目は〜、二つ目は〜」と書いてあった。
ナンバリングだ。
「箇条書き」と併せて、ナンバリングを指導すると後が楽になる。
「一つ目は〜、二つ目は〜」とあると、聞き手も漏れがない。
予告文で「〇〇の良さを二つ言います」と宣言してくれると更に聞き取りやすい。
さて、ナンバリングより数段難しいのがラベリングだ。
私の好きなコアラについて説明します。
一つ目は、コアラの住んでいる場所です。
コアラは・・・・
二つ目は、コアラの好きな食べ物です。
コアラは・・・・・
この場合の「住んでいる場所」「好きな食べ物」がラベルになる。
これが「構造」。
構造的に出来の良い文章を模範として読み込み、
自分も構造的な文章を書く癖をつけると、
読解力と表現力が相乗的に高まっていく。
・・・国語の授業だけではなく、各教科の授業でナンバリングラベリングを意識した文章表現に取り組ませてほしい。
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