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June 20, 2022

比較思考

3年生の理科の観察で、オシロイバナと他の植物の様子を比べさせていた。

子供たちは自然と
◆似ている点・・・「葉の色」「子葉」「くきの太さ」
◆違う点・・・・・「葉の形」「くきの色」「高さ」
といった形で記載していた(一部、文章表現の子もいた)。
ジャムボードに書かせた内容を発表させている時に、ふと、次のように考えた。
なるほど。
似ている点は、「葉の色」「茎の太さ」のように項目だけ発表しても問題ない(本当はそうでもないのだが)。
しかし、違う点は、
「葉の形が違う。オシロイバナは○○だけど、ヒマワリは○○」
のように、その違いを具体的に説明してもらわないと、違いを挙げた意味が伝わらない。
ジャムボードに違いを細かく書くのは難しい。
だから付箋には項目だけでも良いが、口頭説明では、どう違うのかを語らせたい。
本当は「葉の色はどちらも緑」のように、類似点も「どう似ているのか」を語らせるべきなのだろうが、
似ている点は、ほぼほぼ他の子も理解できる。
だから、まずは、どの教科でも、どの場面でも「違い」を見つけたら「何がどう違うのか」を説明する思考の癖をつけさせたい。

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