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July 25, 2022

学校の「ワンオペ」、なくなるか?

牛丼チェーン・すき家では、以前、アルバイト女性が、1人で働くいわゆる「ワンオペ」中に倒れ、死亡した。
「ワン・オペ」
学校の先生も、基本「ワン・オペ」だよね。
子供が倒れたり、子供が暴れたりしても、まずは1人で対応。
逆に、先生が突然倒れたら、子供が慌てて隣のクラスの先生を呼んでくるしかない。
とりわけ「ワンオペ」が気になるのが、個人懇談会。
よほどの事前対策がない限り、個人懇談会に管理職等が同席することはない。
懇談会の場で、いきなりすごい抗議になっても担任は自分1人で対応するしかない。
「ブザーを押したら管理職が飛んでくる」
「時間が過度に延長したら職員室にアラームが鳴る」
「全教室の懇談会がビデオ録画されて、職員室で把握できる」
のようなシステムがないかぎり、担任は1人で対応するしかない。
多くの個人懇談会は和やかな雰囲気で日ごろの子供の様子を伝えたりお聞きしたりして終わるので、恐れることはない。
しかし、管理職としては心配が尽きなくて「何もないといいな」と期間中ドキドキしていた。
そもそも授業は、先生が1人で行う「密室」だから、学級王国になったり、担任発のいじめが起きたりしてもチェック機能がない。
子どもは自分の都合のいいように親に言うので、「先生に暴言を吐かれた・そんなことは言ってない」で大騒ぎにもなることも多い。
責任重大なのに、初任から「ワン・オペ」という業務形態。
教師の志願者が減るのは当然だ。

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