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August 28, 2022

補欠に入って「学級経営」を考える 〜「自動化」の総決算〜

 

3学期、インフルエンザにかかった先生の代わりに3日間担任業務を行ったことがあります。

授業も自習ばかりというわけいはいかないので、ある程度進めました。

それにしても、3学期に補欠に入ってみて、担任の先生の学級システムの構築のすばらしさを実感しました。

①朝の会・帰りの会が、マニュアルに従ってきちんと進行する。

②ラジカセ係も決まっている。その日の「お話タイム」のお題も決まっている。

感心したのが、日直のスピーチや帰りの「ほめほめタイム」をみんなが静かに聞いていたことだ。

学級によっては、帰りの「いいこと探し」が形骸化していて、用具をしまう子は全然聞いていない。聞いていない子を放置したままの会の進行は見ていて辛くなる。

 

③給食・掃除もシステマチックに子どもが役割を果たしていた。

配膳台のふき忘れもなく、牛乳キャップのゴミの始末などもバッチリだった。

給食のおかわりや、会食の始まり・終わりも係が進んで行っていた(コロナ前のことですので)。

 

④欠席の子へのお手紙も担当の子がイラスト付きで書いていた。

 

⑤朝の宿題の提出・連絡帳の書き方・背面黒板の係の運用も決まっていた。

 

※担任不在だと、子どもなりに張り切ることがある。

※代わりの先生が来ると緊張してがんばることもある。

そのような加点はあるものの、これまで担任が指導してきた賜物です。

かつて、初任研修の講師として「安全管理」について1コマ話をした時、

 

◆自習にする時は、朝から帰りまで、子どもがどう動くかをイメージしているか

 

を尋ねたことがあります。

 先生が1日不在でも、子どもだけでそれなりに学級が動いていくようにルールをつくり役割分担をし、システムを構築します。

 朝の会のプログラムや給食係の分担の仕方は担任裁量で構いません。とにかく、子どもが納得した形でやり方を決め、適宜修正や注意を加えながらやらせていくことで、子供たちだけで動く「自動化」が可能になります。

 「やってみて、言って聞かせ、やらせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」の積み重ねが学級経営を盤石なものにするのだとつくづく思います。

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