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August 04, 2022

日本の命運をかけた宇宙開発

堀江貴文氏の宇宙開発は、趣味や道楽ではないことが、以下のサイトでよくわかる。https://dentsu-ho.com/articles/8066
内燃機関エンジンのレッドオーシャンで日本に勝てない欧・米・中が撤退してEV移行を目論んでいる。
それなのに、一人勝ちの日本が自分からEVのレッドオーシャンに飛び込むってどういうことなの?という危機的状況だ。
EVシフトによって、日本の自動車産業が大打撃を受けることが明らかになった今、日本はオールジャパンで宇宙開発に取り組むことが、国家としての最善策だ。
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自動車はEV(Electric Vehicle、電気自動車)の時代といわれていますが、EVはバッテリー、モーター、コンピュータを買ってくれば、誰でも作れちゃう。HV(Hybrid Vehicle、ハイブリッド車)や水素よりも、ずっと簡単です。いま、技術でかなわないEUや中国が、日本車をつぶしにきているのではないかとさえ思います。そうなったら、日本の自動車産業が持っていた貴重なサプライチェーンが破壊されてしまう。
それでも僕は、宇宙産業でかなりの程度、日本のサプライチェーンを吸収できると考えています。日本は各地に、自動車、造船、鉄鋼などの集積がある。これ全部、宇宙産業につながります。ロケットや衛星は国家安全保障、経済安全保障につながるものなので、国内で製造し、部品も国内で調達する必要がある。オールジャパンでやるしかない。
宇宙は「産業の総合格闘技」です。例えば特殊鋼の技術。そもそも特殊鋼が作れる国は世界に数えるほどしかない。日本は百年の鉄の歴史があり、資本市場も充実している素晴らしい国です。ロケット産業を育成することが、価値の継承につながります。
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・・・加えて、日本の「地の利」まで意識したことはなかった。それも、幸運の女神のおかげか。
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例えば東南アジアの国の多くは、自前の観測衛星が欲しい。でもそれを運ぶロケットを作れない。それで日本に頼もうとなる。受注はたくさん取れます。
日本が他国より優れている点は、“地の利”です。ロケットは東か南に打ち上げます。静止軌道は南なので、特に赤道近くが有利。低軌道は東で、ある程度の高緯度が有利です。
アメリカは、「静止軌道はカリフォルニア州」「低軌道はフロリダ州・テキサス州」など場所を変えます。その点、インターステラテクノロジズがある北海道・十勝には地の利がある。東も南も、空がキレイに空いている。“東と南が抜けている”アドバンテージ。これは先進国で、日本しかない。
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堀江氏が宇宙ビジネスに取り組んでいるのは、趣味や道楽ではない。
自動車産業の今後が怪しい中、そこに特化することで多くの雇用が確保できる。
個人の利益のためでもあるとは思うが、国益を担っていることが間違いない。
「勝手にやれば」とお任せしていいレベルの話ではない。
オールジャパンの問題なのだ。

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