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August 28, 2022

「知的好奇心」を喚起する授業の条件(2)

例えば、3年理科「風やゴムで動かそう」では、多くのクラスで、市販の教材を組み立てた後、送風機を使って車が動いた距離を測ったり、ゴムを使って車が動いた距離を測ったりしています。

確かに、それは順当な流れです。

しかし、「与えられた実験→結果→考察」というパターンで終始しています。

そもそも、教科書通りでは、単元導入時の「わ・き・お」が足りないので、自発的な疑問や問題意識の検証になりません。

 

◆疑問がなければ

◆何かを解決しようというモチベーションがなく

◆結果に対する予想もなく

◆実験に「仮説検証」という意識がないままです。

 

教師(教科書)のレールの上に全部のっていると、新たな発見はありません。

授業時間に余裕があれば、単元の後半で「新たな疑問→予想→検証実験→考察」として

「横向きの風受けを縦にセットしてみる」

「風受けを2個、3個にする」

「輪ゴムを2個、3個にする」

「送風機を2個、3個にする」

など、条件を変えると結果がどう変わるかを楽しませたいところです。

やってみたい実験(自由試行)を繰り返すことで、子供たちはさらに理解を深めたり、新たな疑問も浮かべたりします。

やってみたい実験(自由試行)ができるから、子供たちは、追求意欲を喚起できます。

だからこそ、日々「無駄」を削り、自由試行できるだけの「余裕」を生み出すことが大事なのです。

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