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September 01, 2022

教師力向上の骨格は、「授業力」

この夏は、これまでの初任者指導のアドバイス(学級崩壊を防ぐ手立て)について、過去の発信を集約しながら体系化できないかと考えていた。

ただ、TOSSの文部科学省委託調査研究事業の報告書や「授業力トレーニングテキスト」を改めて目を通して、すっかり意気消沈してしまった。

私が書き溜めてきた初任の授業アドバイスは、大方「トレーニングテキスト」の範疇に収まってしまう。
トレーニングテキストの完成度の高さを前に、何もできなくなってしまった。
加えて言うならば、向山先生の文章を読むと、何一つ加える必要がない。

私がピックアップして解説するより、そのまま全部読んでいただいた方が手っ取り早いのだ。
(まあ、そのことは教え方セミナーに関わるたびに思い知らされてきたことなのだが)。


夏休み後半は、トレーニングテキストの具体例になるような発信や、学級経営・保護者対応などに関わる発信を中心に選んできたが、自分らしさ・提案性を模索するうちに時間切れになった。
本当は実践研究は「小さく小さく」すべきなのだが、TOSSの研究報告のような大きなものを目にした衝撃が大きすぎて、絞り込むことができなかった。

もちろん、2学期も初任者指導は続く。
トレーニングテキストを「まんま」紹介した方が効果がある場合もあるだろうし、初任の事実に合わせて提示た方がよい場合もあるだろう。
「自分ができることは何か」。ニッチで攻めるのかトリッキーに攻めるのかは分からないが、一区切りできなかった悔しさをバネに日々格闘していきたい。


若手教員の授業力構成要素の抽出とその向上手法の研究

http://toss.gr.jp/kyoushiryoku/

授業力トレーニングテキスト

http://toss.gr.jp/kyoushiryoku/wp-content/uploads/2017/04/training-text.pdf

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