子供と同じレベルで言い争ってはいけない!
許容範囲の狭い先生は、子供と間に無用なトラブルを起こす。
最後は、「合う合わない」「好き嫌い」の話になって、お互い早くクラス替えしないかを願うだけになる。
「結局その先生が好きなら、子どもは言うことをちゃんと聞く。」という話になってしまうのだ。
嫌いな相手から正しさを押し付けられると、余計ムカつく子がいる。分かっているけど、お前には謝罪したくないという感情だ。
おそらく、その場合、先生は正しさを盾にマウントしてくるからムカつくんだろう。
「子どもに好かれる教師」というと、「子どものご機嫌とり」のようなイメージがあるが、そういう意味ではない。
◆子どもの言い分をきちんと聞く。
◆子どもを納得させて帰宅させる。
そして、これらと同じ意味なのが
◆自分の価値判断を押し付けない。だ。
それは、冒頭に書いた「教師の許容範囲」の意味でもある。
時々、子供と同じレベルで言い争っている先生がいる。論破して押さえつけて満足している先生もいる。
「負けるが勝ち」ではないが、マウントを取って勝ち誇ったところで、遺恨が残れば教師の負けになる。
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