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November 20, 2022

1人1台端末活用 〜そう言うことか(6)〜

学習者が、学ぶ相手を選ぶ

(1)2学期に入って、T-C主体のタブレットの授業に疑問を感じたことがある。
①挙手した子の書き込みを発表させる。
②子供の意見を先生が受けて一言解説して板書するが、他の子が発言を書き足すことはない。
というT-Cの繰り返しのため、各自で付箋の書き込みはあっても、相互作用がない。
 指名された子が教師に向かって発言する繰り返しだけでは、せっかくの付箋機能なのに協働的な学びとは言えないのではないか。
◆他人の考えを知り、触発されて、さらに自分の考えを深めたり広げたりできるといいな。
◆みんなが集まると多様な考え方が出てくることを知り、集団で学ことの楽しさを満喫できるといいな。
・・・教師がずっと司会進行を務め子供の意見を拾っていくT-C、 T-C、T-Cが続く授業展開ではなく、子供相互の意見交換が主となり、C1、C2、C3・・・と子ども同士のやりとりが続く授業であってほしい。
漠然と「T-C」から「C-C]への授業移行を考えていたが、元々これは
◆教師指導から子供主体へ
◆「教える」から「任せる」へ
という意味でもあった。
(2)東京書籍の『教室の窓』2022年9月号の奈須正裕氏の文章の中に「学校教育の過去・現在・未来のモデル」が提示されていた。
未来【情報技術パラダイム】
・知識データベース等に生徒も教師も等しくアクセスできる
・生徒間、生徒対教師の相互作用がある
・情報コントローラーとしての教師は姿を消し、生徒と教師が知識データベース等を取り囲む。
・・・なるほど!
◆T-C中心の授業から、Cが、TにもCにもデータベースにも自由にアクセスする授業へ
ということだ。
タブレットをうまく活用すると、「個別最適な学び」が充実できる。
たとえば、音楽や体育で個々のテストをやっている時など、先生は体が1つだから「T―C」は限られる。
そのとき、子供同士のC―C、子供と情報端末とのC-TPCなどでカバーするとロスがない。
「T-C」だけでなく「C-C」「C-TPC」のやり取りから学習者が選んで学べるようになったのだ。
お互いの学習状況や考えが見えれば、互いに刺激になるし、自分の「現在地」を把握できる。
他の子より遅れている子は「これはまずい」と思い、先生に叱咤される前に自分で軌道修正できる。
教師が教師にしかできない役割(=本当に必要な子供に対する個別支援)に徹するためにも「C-C」「C-TPC」を有効活用し、子供同士やTPCに任せられることは任せていくとよい。
(3)そして、先日、松島正昭氏のセミナーを受けて、次のように考えた。
===================
◆先生がほめる・先生が価値づける・先生がフィードバックする
この、先生からの価値づけだけでは、成長は頭打ちだから
◆子供同士でほめる・子供同士で価値づける・子供が相互にフィードバックする
ように仕向けることで、学級がワンランクアップする
=====================
これも、T-C型の指導から、C-C型の指導への転換だ。
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