1人1台端末活用 〜そういうことだったのか(9)〜
ある学級で、ある課題について、理由をプリントに記入した子どもたちが積極的に発言していました。
先生は子どもの意見を板書しているので、子どもが次の子を指名します。
「○○君の意見に付け足しで」という言い回しもあって、とてもスムーズで心地よいです。
これはこれで、良い授業風景です。感動もします。
でも、
クラウド活用の新しい時代になり、こういう授業だけが評価されるわけではなくなりました。
多くの子に発表させる授業はロスも多いです。
先生がリアルタイムで板書するスピードには限界があります。
発表に要する時間が長くなればなるほど、集中できない子が増えます。
音声による意見は聞き漏らしも多いです。
だから、
スプレッドシートに書かせたら、みんなの意見が一覧できる。
ジャムボードに書かせたら、自分たちで分類整理できる。
そういう良さも採り入れていかないと、せっかくのクラウドがもったいないですよということなのです。
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