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November 16, 2022

私の弟は学校だ

小学校2年生の主語述語の小テストで、A君が次のような答えを書いていた。

×私の弟は学校だ。
○私の弟は一年生だ。

おー、この×の回答は、あの「ボクハウナギダ」文法だ。

私の弟は「学校」ではない。
ただし、例えば、あなたの弟は今どこにいるかと聞かれたら「私の弟は学校だ」という言い方が成立する。
蛇足ながら、「ボクはウナギだ」というのは、「私はカツ丼にします」に対する「ボクはウナギだ」という場合の言い方である。
話者はウナギではない。
「象は鼻が長い」文法と同じように楽しく読んだことを思い出す。

「明日は月が欠ける」も、主語がはっきりしない一例である。
学校文法では「象はどんなだ」「明日はどんなだ」の構造と見なすので、主語は「象は」「明日は」である。納得しない方が多いと思うけど。

述語が表現する事柄(動作・作用=ドウスル、性質・状態・情意・判断=ドンナダ・ドウダ、説明=ナンダ)の主体(ナニガ)を押さえるために、
 
(主語)   (述部)
 私は、  水が ほしい
      (主語)(述語)
 
のような係り受けの関係が成り立つので、「水が」を述部に含まれる「部分の主語」とするというわけだ。

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