教科指導・教材研究の「自腹」額
「先生の幸せ研究所」の調査データがネットに出ている。
回答数:83件だからデータの信ぴょう性は疑問なのだが・・・。
自腹になっているもののベスト4は、まあこんなところだろう。
①教材・副教材・教具代 59%
②文具代金 54%
③教材研究費 47%
④研修・講習費 43%
そして、自腹なしが7%(6人)。
えっ、自腹ゼロって、そんなことあるの?
それって、本も買わないし、研修も参加しないってこと?
と思いながら、一方で「世の中の先生ってそうなのかもな」と思う。
そして、設問2の自腹額
小中高支援学校を合わせて、パッと見て多いのが
①年間1~2万の黄色ゾーンと2~5万のオレンジゾーン
②年間1万円以下の青・空色ゾーン
年間5万~10万がパラパラ。
年間10万以上がさらにパラパラ・
一般的に見たら、年間10万円以上というのは自腹の高額支出組か。
年間購読の雑誌、様々なオンライン参加の年会費に、5千円から1万円のセミナーを年に数回(というか月に数回)参加する。
そう考えると「自腹はない」とか「年間5000円」ということはない。
ただし、自腹は「義務」ではないから、推奨するわけではない。
それぞれの事情や信念に合わせて、使っていただければいい。
ちなみに、この自腹データと、満足度・残業度をクロス集計したらどうなるのかが気になった。
◆自腹額が多いほど(仕事の課題がうまく解決するから)仕事に対する満足度が高いと言えないか?
◆自腹額が多いほど(仕事に直結する情報量が多いから)残業度が低いと言えないか?
◆自腹額が少ないほど(自己投資する意欲に欠けているから)、教職に不満が多いと言えないか。
・・・あくまで「仮説」である。
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