「わからないことがわからない」
あるパネルディスカッションで、2年目の先生が1年目の苦労をプレゼンしていました。
「わからないことがわからない」というフレーズが印象的でした。
「何が大事かが分からない」
「何をどう聞いていいか分からない」
「何をすればいいのかが分からない」
など、様々な意味合いがありますが、初心者って確かにそうだなと思います。
いきなり大海に放り込まれるようなものです。
確かに「分からないことがあったら何でも聞いてね」と諸先輩に言われても、質問するレベルの理解がないと質問すらできません。
ただし、「わからないことがわからない」には、次のような厳しい指摘もあります。
◆相談する側もされる側も「わからないことがわからない」という言葉を発した時点で大体思考停止していると思います。
「わからないことがわからない」から脱却する7つの力
https://note.com/ozamasa0928/n/nb64545b9464c
また、「分かったつもり」も問題です。
◆「なんとなく」わかったような気になって、自分の中の疑問を掘り下げるということをしていないから、質問も思いつかない。そうなってしまうと、自分の欠点や弱点に気づけていないので、なかなか状況が改善せず、いつまでたっても仕事ができるようにならないという悪循環に陥ってしまう。
「何がわからないかわからない」を減らすためにできる3つのこと
https://baigie.me/nippo/2020/02/13/reduce_unknown_takashima/
このサイトの、
①日々の小さな気づきを掘り下げる
②他人事ではなく、自分事として物事をとらえる
③考えを言語化する
という3つのアドバイスが腑に落ちます。
「よく分からないけど、たぶんこれでいいだろう」と勝手に判断して痛い目にあったことがあります。
「聞くは一時の恥、 聞かぬは一生の恥」です。
分からなくて当たり前のうちに、ちゃんと聞いておかないと、いずれ「今更、聞けない」ということになります。
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