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March 31, 2023

学級の最終日をイメージする。

年度最後の修了式の日に、保護者からお礼の言葉をもらう先生がいます。

一年間ありがとうございました。おかげで息子は一年間おだやかにすごすことができました。

できたら、来年度の担任もお願いしたいです。

・・・子どもの成長と変容が余程嬉しかったのでしょう。最終日に、保護者からこんな連絡帳をもらったら、本当にうれしいですよね。

また、子どもから「来年もこのクラスがいいな。」というリアクションがあったら、担任冥利です。

狙ってできることではありませんが、どうしたらこんな言葉をもらえるか、逆算して学級経営を考えてみてほしいです。

 

たとえば、「納得して子供を帰宅させること」です。

喧嘩やトラブルがあったとき、不満を抱えて帰宅させると、そのまま自分の都合のよい言い分で保護者に伝えるからあります。

保護者にとっては子供から聞いた内容が「事実」ですから、教師の知らないところで激怒させたり、信頼を失ったりします。

だから、納得させて帰宅させる必要があります。

「もう大丈夫? 先生からおうちの方に電話しようか?」ぐらいに詰めます。

子供が毎日楽しく過ごし、楽しく帰宅するから、次の日も学校に来たくなります。

「毎日学校が楽しい」「

来年も、このクラスがいい」

一部の子だけでなく、多くの子がこう感じるような学級づくりを目指したいものです。

無論、先生自身が

「毎日学校が楽しい」

「来年も、このクラスがいい」

と心から思い、全身からオーラを出さないと、そう思ってもらうのは難しいです。

先生自身の思いが先決です。

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