学級の最終日をイメージする。
年度最後の修了式の日に、保護者からお礼の言葉をもらう先生がいます。
一年間ありがとうございました。おかげで息子は一年間おだやかにすごすことができました。
できたら、来年度の担任もお願いしたいです。
・・・子どもの成長と変容が余程嬉しかったのでしょう。最終日に、保護者からこんな連絡帳をもらったら、本当にうれしいですよね。
また、子どもから「来年もこのクラスがいいな。」というリアクションがあったら、担任冥利です。
狙ってできることではありませんが、どうしたらこんな言葉をもらえるか、逆算して学級経営を考えてみてほしいです。
たとえば、「納得して子供を帰宅させること」です。
喧嘩やトラブルがあったとき、不満を抱えて帰宅させると、そのまま自分の都合のよい言い分で保護者に伝えるからあります。
保護者にとっては子供から聞いた内容が「事実」ですから、教師の知らないところで激怒させたり、信頼を失ったりします。
だから、納得させて帰宅させる必要があります。
「もう大丈夫? 先生からおうちの方に電話しようか?」ぐらいに詰めます。
子供が毎日楽しく過ごし、楽しく帰宅するから、次の日も学校に来たくなります。
「毎日学校が楽しい」「
来年も、このクラスがいい」
一部の子だけでなく、多くの子がこう感じるような学級づくりを目指したいものです。
無論、先生自身が
「毎日学校が楽しい」
「来年も、このクラスがいい」
と心から思い、全身からオーラを出さないと、そう思ってもらうのは難しいです。
先生自身の思いが先決です。
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