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May 24, 2023

「~だ」と「~のだ」の違いをAIに尋ねる 

試験運用中のGoogle「Bard」で「のだ」の用法について尋ねてみた。
◆日本語の「のだ」の用法については、いろいろな論文があって、よく分かりません。簡単におしえてください。
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 日本語の「のだ」は、文末に付く終助詞です。主に、話し手が知っていることや確信していることを述べるときに使われます。また、相手に何かを促したり、注意したりするときにも使われます。
「のだ」の用法は、文脈によってさまざまです。ここでは、いくつかの例を挙げてみましょう。
新しい情報を発見したとき
・・わかった、ここのボタンを押せばいいんだ!
聞き手が知っていることを改めて認識させ、相手に対する激励や非難などを表すとき
・・今まで一生懸命頑張ってきたんだ。絶対に合格できるよ。
・・君たちは留学生なんだ。アルバイトばかりしていないで、日本語の勉強もしなさい。
 「のだ」の用法は、文脈によってさまざまですので、日本語を勉強している方は、いろいろな例文を聞いて、使い方を覚えるとよいでしょう。
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 「のだ」の用法は文脈によってさまざまと言いながら、
「新しい情報を発見したとき」
「聞き手が知っていることを改めて認識させるとき」
の2つに厳選している。
 先に書いた「たんぽぽのちえ」の文例は、「発見」でよいことになる。
 こんなにシンプルにまとめてもらって、検定指導案を断念するほどの今までの苦労が何だったのかという印象だ。
 さらに、尋ねてみると「ニュアンス」という言葉で難解さを説明している。
 こんなにシンプルに、自分でがまとめられない。
 ちなみに、文章構造は「結論ー解説―結論」の双活型である。
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◆「今日は雨だ」と「今日は雨なのだ」の違いをどう説明しますか?
回答例(1)
 「今日は雨だ」と「今日は雨なのだ」は、どちらも「今日は雨だ」という意味ですが、ニュアンスの違いがあります。
 「今日は雨だ」は、ただ事実を述べているだけです。一方、「今日は雨なのだ」は、話し手が雨が降ることに何らかの意味を見出している、または、雨が降ることに何かを伝えようとしている、というニュアンスがあります。
 例えば、「今日は雨だ」は、単に天気予報を確認して、雨が降ることを知らせているだけです。一方、「今日は雨なのだ」は、雨が降ることで、外出を控えたり、家でゆっくり過ごしたりした方がいい、というようなことを伝えようとしている可能性があります。
 また、「今日は雨なのだ」は、雨が降ることで、何か良いことが起こるのではないか、というような期待を込めて使われる場合もあります。
 このように、「今日は雨だ」と「今日は雨なのだ」は、どちらも「今日は雨だ」という意味ですが、ニュアンスの違いがあります。
回答例(2)というか、再入力後の回答。
 「今日は雨だ」と「今日は雨なのだ」は、どちらも「今日は雨が降っている」という意味ですが、ニュアンスが異なります。
 「今日は雨だ」は、客観的に事実を述べているだけです。これに対して、「今日は雨なのだ」は、話し手が雨が降っていることに何らかの思いを込めているような印象を与えます。例えば、雨が降ることで気分が落ち込んでいる、雨が降ることで幸せを感じている、などです。
 具体的には、以下のような違いがあります。
 「今日は雨だ」は、天気予報やニュースなどの文脈で使われることが多いです。
 「今日は雨なのだ」は、個人的な感想や意見を述べる際に使われることが多いです。
 「今日は雨だ」は、話し手が雨が降っていることに何の関心も持っていない印象を与えます。
 「今日は雨なのだ」は、話し手が雨が降っていることに何らかの思いを込めている印象を与えます。例えば、次の会話では、2人の発言のニュアンスが異なります。
 A: 今日は雨だ。
 B: 今日は雨なのだ。
 Aの発言は、単に事実を述べているだけです。これに対して、Bの発言は、雨が降っていることに何らかの思いを込めているような印象を与えます。例えば、Bは雨が降ることで気分が落ち込んでいる、雨が降ることで幸せを感じている、などです。
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ついでながら、以下のことの尋ねてみた。
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「種を増やす」と「種を増やしていく」では、意味がどう違いますか?
 「種を増やす」と「種を増やしていく」は、どちらも「種の数を増やす」という意味ですが、ニュアンスの違いがあります。
 「種を増やす」は、ある瞬間に種の数を増やすことを意味します。例えば、「種を増やすために、種をまきました。」は、ある瞬間に種をまいて、種の数を増やしたことを意味します。
 一方、「種を増やしていく」は、ある期間をかけて種の数を増やすことを意味します。例えば、「種を増やしていくために、種をまき続けました。」は、ある期間をかけて種をまき続け、種の数を増やしたことを意味します。
 このように、「種を増やす」と「種を増やしていく」は、どちらも「種の数を増やす」という意味ですが、ニュアンスの違いがあります。
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・・・とても便利だけど、ちょっと尋ねたらAIが何でも答えてくれる、という状況が怖いですね。

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「~のです」は理由を表しますか? 

光村2年国語『たんぽぽのちえ』のラスト一文は、「のです」である。
◆そうして、あちらこちらにたねをちらして、あたらしいなかまをふやしていくのです。
①なかまを増やします     
②なかまを増やすのです。
③なかまを増やしていきます  
④なかまを増やしていくのです。
・・・ そもそも、この①~④の違いを明確に説明できないので、「のです」はさらに難しい。
指導書には、「・・のです」と「・・からです」の両方とも「理由を表す言葉」と書いてあるが、それは疑問だ。
◆けれども、たんぽぽは、かれてしまったのではありません。花とじくを静かに休ませて、たねに、たくさんのえいようをおくっているのです。こうして、たんぽぽは、たねをどんどん太らせるのです。
◆たんぽぽは、このわた毛についているたねをふわふわととばすのです。
などの「のです」の箇所なども理由とは読みづらい。
少なくとも「からです」で置き換えることはできない。
「のだ」の用法というだけでも多数の学術論文がある。かつて技量検定のために2度ほどチャレンジしたが難しくて挫折した。
今回、文例を2年生レベルで考えたら何とかなるかなと思ってみたが、なかなか手ごわい。
(1)「~のだ」は「~わけだ」と置き換え可能だから、理由を表すという意見がある。
しかし、この場合の例にはあてはまらない。
「~からです」は原因理由、「~のです」は説明と区別する研修者もいるが、分かるような分からないような。
(2)今村和宏(1996)は、「のだ」の4つのルール化を主張した。
①内容をかみしめる ②独創性のある主張 ③問いかけ  ④説得
しかし、この場合、どれもあてはまるようなあてはまらないような・・。
(3)「発見(驚き)」という観点で考えると、上記の「のです」は、「新しいなかまを増やしていることが明らかになった」ことについて、著者が「すごいでしょ」「知らなかったでしょ」と読者に迫っているような感じになる。
 
(4)問いと答えをセットにすると、次のようなセットが想定できる。
(だから「のだ」は理由を表すということになる)
Q:一体、どうやって、新しい仲間を増やしていくのでしょうか?
A:そうして、あちらこちらに種をちらして新しい仲間を増やしていくのです。
(5)いろいろ書いてあるけど、一言でいうと
「~のです」は強調を表している
で良いのではないかと思う。
以前から2年生の国語は学習内容が濃いなあと思っていた。
『たんぽぽのちえ』も、段落、順序や理由、「はじめー中ーまとめ」の3部構造という重要事項を学習させている。
授業者の責任は大きいのです

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May 22, 2023

国語の授業の中でのソーシャルスキル

光村図書では、2011年度の国語教科書から「アサーション」という概念を導入した。
「コミュニケーションコラム」とよばれるページである。
光村のWEBマガジンでは、ソーシャルスキルの1つとして「アサーティブ」を位置づけている。
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相手を尊重することは大切です。しかし、相手を意識しすぎるあまりに、自分の感情を抑えてしまい、不満が残るようなやり方は適切とはいえません。Win-Winの関係、すなわち「自分にもいい、相手にもいい」という関係をつくっていくことが大切です。そういった関係を、「アサーティブな関係」といいます。
アサーティブな関係をつくるには、相手の気持ちや立場を尊重しながらも、自分の気持ちを伝えることが大切です。トラブルが起きたときに、丸く収めようとするあまりに相手の言い分を100%受け入れることもありますが、それは先々を考えるといいこととはいえません。言い訳ではなく、説明をすることも大切なのです。
相手も大事だけれど、自分のことも大切にしていこうという考え方があることを忘れないでほしいと思います。
第1回 ソーシャルスキルとは
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 現行では、次の5つのコラムが設定されている。
◆2年「うれしいことば」・・どんな言葉をもらうと嬉しいかな?
◆3年「きちんとつたえるために」・・誤解のない言い方
◆4年「あなたなら、どう言う」・・注意の仕方
◆5年「意見が対立したときは」・・意見の主張の仕方
◆6年「伝えにくいことを伝える」
・・・学年系統で流れているが、学年を超えて触れて「折に触れて、何度でも」取り組むのがいいと思う。
6年の「伝えにくいことを伝える」などは、中学年の方が、すんなり入るだろう。
※「アサーショントレーニング」の考え方
アサーションとはコミュニケーション・スキルの1つで、当初は自己主張が苦手な人を対象としたカウンセリング技法として実施されています。
アサーションの理論では、コミュニケーションのタイプを大きく3つに分けて考えます。
A:アグレッシブ(攻撃的)
  自分のことを中心に考え、相手のことはまったく考えない頭ごなしに叱責をするようなやり方。自分の気持ちは抑えることなく表現していますが、相手の気持ちは考慮していないので、相手は不快な思いをします。相手に選択の余地のないような状況で頼み事をするなど、巧妙に自分の欲求を押し付けて、相手を操作して自分の思い通りに動かそうとする態度もアグレッシブな方法と言えます。
 
B:ノンアサーティブ(非主張的)
  自分の感情は押し殺して、相手に合わせるようなやり方。いつも友人に雑用を頼まれて嫌なのに、はっきりと断れずに引き受けてしまう態度。このような態度は一見すると、相手を配慮しているようにも見えますが、自分の気持ちに率直ではなく、相手に対しても率直ではありません。
  自分の気持ちを抑え続けていると、次第に欲求不満がつのり、相手に対して「譲ってあげた」という恩着せがましい気持ちや、「人の気も知らないで」という恨みがましい気持ちになってしまいます。
C:アサーティブ
  自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、相手のことも配慮するやり方、自分も相手も大切にしたやり方。攻撃的でも、非主張的でもなく自分の気持ちやその場にふさわしい方法で表現します。しかし、お互いが率直な意見を出し合えば、相手の意見に賛同できないことも出てくるでしょう。そのときに、攻撃的に相手を打ち負かしたり、非主張的に相手に合わせたりするのではなく、お互いが歩み寄って一番いい妥協点を探ることがアサーティブなあり方であると言えます。
・・・勤務校の1つは学校全体でSSTに取り組んでいる。
各教科、行事、業前、日常生活のあらゆる場面で、互いに注意し、切磋悪魔できる人間関係を築きたい。業前の時間だけでソーシャルスキルを養おうとしても難しい。
教室に開放度があると「本音を語れる学級風土」が成り立つし、
「自己開示」があると、個人のプライベートな話題も、失敗談も口にできる。
 
女子で多いトラブルは「直接相手に文句が言えなくて、自分を抑えてしまう」だ。
そうしたトラブルが「あるにちがいない」という前提で、教育相談にのぞみ、1学期(魔の6月)を乗り切ってほしい。

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May 20, 2023

褒め言葉の「断捨離」

年度当初、「〇〇ができて、すごいね」とほめていることがあります。

◆授業開始時に授業の用意が出ているね。

◆ノートに日付を書いているね。

◆姿勢がいいね。

などなど。

 

でもGW明けたら、そろそろ、同じことでは褒めていられない。

だって、それはもう「当たり前」になっていていいはずだから。

 

みんなには、いつまでも同じレベルで満足してほしくない

これからは、もう一歩上を目指してほしい。

そして、自分たちの「当たり前」のレベルも上げていってほしい。

・・・こんな言い方ができる学級は限定されるかもしれないが、ほめ言葉がインフレを起こさないためには、適切なアップデートが必要でだ。

それが「ほめ言葉の断捨離」。

 

今まで褒めていたことが急に褒められなくなると、子供の中で失望感が出る。それを防ぐための「ほめない宣言」である。

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May 16, 2023

「思いやり」とは、どんなものでしょう?

4年の道徳(光村図書)で「思いやりって」の授業を参観した。
授業者が、指導書の流れ通り、冒頭に次のように問うた。
◆「思いやり」とは、どんなものでしょう◆
・・・答えづらい問いだが、子供たちはいろんな意見を出した。
「助け合い」「支える」 のような単語で置き換えた意見と
「困っている人を助ける」「お年寄りの人に電車で席を譲る」のような対象を例示した意見があり、
「誰に」を加えると、明らかに具体的になることがよく分かった。

参観途中で教室を抜け出して、子供たちが出した意見を職員室でジャムボードにまとめてみた。
Omo 

「誰に」の段と
「何をする」の段を組み合わせれば、具体的な場面がたくさんイメージできる。
子供の意見の中で少し異質だったのが
◆相手の気持ちを考える◆
で、これが本時の資料につながっているので、3段目に位置させた。
そして、3段目に、本時で扱う「見守る」を赤で加えた。
資料は,良かれと思ってやってあげることが必ずしも本人のためとは限らないので、本人の意思を尊重しようということを提示している。
これまでの「進んで思いやりのある行動をしよう」という「思いやり」に、「見守る」という新たな概念をインプットするような感じだ。
職員室から教室に戻って、振り返りの感想を書かせる前に画面を提示させてもらった。
今日の授業では、みんなが考えた「思いやり」以外に、「見守る」ことも「思いやり」だということを学んだんだねと解説した。
親切はありがたいけど,相手がしてほしいと思っているかどうかは確認しないと分からないからね。
 
※我々の仕事でも、自分が良かれと思ってしている支援を本人が望んでいないこともある。
せっかく本人がやる気になっているのに余計なお世話で水をさしてはいけない。
本時の資料は、まさにこの点を提言していた。

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授業は「つながり」が大事だ

先にも書いたが、先週は4年の道徳で「思いやりって」の授業を参観した。
「思いやり」が大事なことは小学校3年生までで学んでいる。
「困った人がいたら助けよう。」
ぐらいの価値は分かっているので、今回はもう一歩上を狙う。
それが
「ただし、本人が望んでいないことまで手伝う必要はない」
「ただし、相手が望むかどうか確認することも大事な思いやり」
ということだ。
「親切」が「お節介」になってはいけない。
これは次回の道徳「絵はがきと切手」~絵葉書が料金不足だったことを伝えるかどうか~で
友情といえば
「仲良くする」「助け合う」「喧嘩しない」
ぐらいの価値は分かっているので、今回はもう一歩上を狙う。
それが、、
「ただし、言いにくいことでも、本人のためになることはちゃんと伝える」
「ただし、嫌われるかどうかではなく、相手のためになるかどうかを考えて行動するのが真の友情」
ということだ。
「仲良し」を維持したいために「忠告」をためらうようではいけない。
ということで、「思いやりって」と同じ流れの授業ができる。
「○○」ってどんなことを聞いてそれなりの意見が出たところで、
資料を読み、「××××」という新たな「○○」の意味をインプットしていく。
「同じ流れ」という意識を持って授業できるかどうかは、本人の準備次第である。
毎回、「明日の道徳の授業をどうするか」で前日に準備をしていては、うまくいかない。
先を見越すと、子供にとって負担のない授業ができる。
無論、教師にとっても負担軽減になる。

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May 14, 2023

視点人物であることを意識させる

光村 5年の「なまえつけてよ」は三人称の語り口だが、登場人物の1人である「春花」に視点が入っている。

たまたま補欠で授業することになったので、最終場面を扱った。
「この作品の主役は春花ですか、勇太ですか」と問うと、「春花」と答えが返ってきた。
最終場面、「春花は・・」とある部分を、「私は・・」と読み替えても、スムーズにできます。
一文ずつ先生の後について読みましょう。

次の日。昼休みに、私(春花)は廊下で勇太とすれちがった。そのときだった。私(春花)はそっと何か渡された。わたすと、勇太は急いで行ってしまった。
受け取ったものを見て、私(春花)は、はっとした。 ーー後略ーー
※(春花)とある部分が原文。

・・・このお話は「春花」の視点で描かれている。
その証拠の1つが、三人称の「春花は」を「私は」で置き換えて読めること。
こういうスキルもちゃんと伝えていきたい。

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May 02, 2023

言い訳しない生き方

古い話だが、かつて、ある担任が職員室前の廊下で保護者から苦情を言われていた。

その場に居合わせ、事情をうかがっていた。

「すいません、今日は就学時健診で朝からバタバタしてしまって・・」

と担任が、子どもの様子をよく把握していなかったことをわびると父親は次のように喝を入れた。

「先生、そんなこと親には関係ないから、言っても意味ないわ。」

「今日は忙しかったから」が、子どもへの配慮ができなかったことの免罪符になるはずがない。

ついつい口にしてしまう言葉だが、何の意味もない言葉である。

保護者の言うとおりである。

だれだって忙しい。

予定外の仕事もあるし、そもそもトラブルは予定して起こるものでもない。いつだってトラブルが予定外に襲ってくる。

誰だって失敗したくて失敗するわけではない。

だから悪意がなかったのだと主張したくなる。

しかし、結果責任だ。失敗したことが事実なら言い訳しても元には戻らない。

◆愚痴らないで淡々と処理する
(愚痴る暇があったら、すぐに行動する)

◆言い訳しないで、まずは非をわびる

◆できる範囲でしかできなかった事実を受け止める
(それだけの能力であった自分を見直す)

 

TOSSの授業力検定セミナでは、「パソコントラブルにも対応するように」とメッセージが送られる。

想定外にパソコンがトラブルを起こしたとしても、検定の模擬授業にやり直しはない。

それを乗り超えるのもプロの技量だからだ。

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プリント配付の心得(2)

家庭に持ち帰る連絡プリントについては、ベテランの先生が次のようにしていると聞いたことがある。
①すぐに記名させる
②折る場合は、印刷面が見えるように折らせる。
内側に折ると見た目が白紙なので何のプリントか分からなくなるからだ。
「なくす子・落とす子・親に見せない子が必ずいる」という前提に立った時、対処法が生まれる。
 
さて、かつて、担任した中学生がプリントをもらった瞬間にしていたのが
◆提出期日を書き込んでいた。
中学校の進路関係となると、提出締め切りのあるプリントが多いからだ。
こういう子は、将来、仕事先で「できる人」として一目置かれると思った。
中学校と言えば、給食の献立表をもらった瞬間、好きな献立をマーカーで塗っている女子がいたなあ。

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プリント配付の心得

あるクラスで道徳の授業をやらせてもらった。
冒頭、お決まりの道徳プリントを配って一言。
(多分、担任は気づかなかったと思う)
「プリントが配られたら最初に何をしますか?」
子供達は「名前を書きます」と即答する。
「そうだね、名前を書くんだよね。さすがです。」とほめる。
無論、低学年なら、
「プリントを配られたら、まず名前を書きましょう。
後でやろうとすると忘れてしまいます」
という指導を入れるが、4年生だから、このゼロ段階は要らないだろう。

これを繰り返すと、子供たちは自然に書くようになる。
が、もう少し詰めることもできる。
プリントを配って数秒後、
「記名が済んだ人?」と挙手させる。
あるいは「記名が済んだ人起立」と立たせる。
そして
「すごいね、言われる前にできる子がたくさんいるね」
とほめる。
なかなかできない子には、個別に、小さな声で
「プリントが配られたら何をするんでしたか?」
「先生は何を言うと思いますか?」
と確認する。
いちいち「名前を書くんですよ」という正解を提示しないのが「肝」なのだ。

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